2025年6月11日
母が亡くなり、遺言書が見つかりました。
その内容には「全財産を長女である妹に相続させる」と書かれており、私は長男ですが財産が一切渡らない内容になっていました。
私自身、母と疎遠だった時期もありましたが、なぜここまで差をつけられたのか納得できません。
遺言書は自筆で日付もあり、形式的には問題なさそうですが、精神的に不安定だった時期に書かれたものではないかとも思っています。
私は遺留分があると聞いたことがありますが、自分にどれだけの取り分が認められるのか、またそれを請求するための方法や期限、実際に請求することで家族関係にどんな影響があるのかも心配です。
遺言の有効性や、遺留分侵害額請求について詳しく教えてほしいです。
相談カテゴリ | 相続手続き一般 |
相談者の状況 | 相続人(財産を受継ぐ側) |
相談者の年齢 | 60代 |
相談者の性別 | 男性 |
ご心配な気持ちはもっともです。たとえ遺言で全財産が妹さんに指定されていても、法律で守られた「遺留分」の権利があります。冷静に確認し、期限内に対応すれば取り戻せる可能性は十分にあります。
必要であれば、遺留分の基本知識もご紹介できます。
遺言が法律上有効かどうかを判断しましょう
自分に認められる最低限の法的取り分を確認しましょう
スムーズかつ法的に有効な請求を行うための準備を整えましょう
感情的な対立を避けつつ、現実的な合意を目指しましょう
権利行使と家族の関係維持のバランスをとりましょう