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父の借金を相続しない方法を知りたい

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父が亡くなり、葬儀後に遺品整理をしていたところ、多額の借金が残されていたことが判明しました。

借用書や督促状などが見つかり、金額もかなり大きいため、このままでは私がその借金を相続してしまうのではと不安です。

親の借金まで子が背負うのは納得できず、相続放棄を考えていますが、手続きの方法や期限などが分かりません。

聞いた話では「3ヶ月以内に家庭裁判所に申し出が必要」とのことですが、もうすぐ期限が迫っているかもしれず焦っています。

放棄する際の必要書類や手順を教えてほしいです。

また、私が放棄した場合、次に兄や姉などの他の相続人に責任が移ると聞いたのですが、その点も含めて家族への影響やトラブルにならない方法を知りたいです。

相談カテゴリ相続放棄
相談者の状況相続人(財産を受継ぐ側)
相談者の年齢60代
相談者の性別女性

親の借金を突然知る状況は大変不安かと思いますが、相続放棄という法的手続きを取れば借金を引き継がずに済む可能性があります。期限が近いようですので、焦らず正確に進めるためにも、早めに専門家に相談するのがおすすめです。


まずは相続放棄の申立期限を正確に把握しましょう!

相続放棄は「相続開始(通常は死亡日)を知った日」から3ヶ月以内に申立が必要
期限を過ぎると自動的に単純承認(借金含めた相続)と見なされる
どうしても判断がつかない場合、「熟慮期間の伸長申立」も可能(※理由が必要)

放棄を検討する根拠を明確にしましょう!

借用書、督促状、残高明細などから債務総額と債権者の特定
相続財産にプラスの財産があるかも確認(あれば慎重に判断)
すでに故人の預金を引き出すなどした場合、放棄が認められない可能性があるため注意

法的に相続を放棄する正式な手続きを行いましょう!

被相続人の最後の住所地を管轄する家庭裁判所へ申立て
主な必要書類
  • 相続放棄申述書(裁判所の書式)
  • 戸籍謄本(被相続人・申立人)
  • 収入印紙(800円)+郵便切手
書類不備があると再提出を求められるため、できれば司法書士等に確認してもらうと安心

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次順位相続人への影響を事前に説明し、混乱を防ぎましょう

相続放棄をすると、放棄した人は初めから相続人でなかった扱いとなる
そのため、次順位(兄弟姉妹や甥姪など)に相続権と借金返済義務が移る可能性あり
相続放棄する旨と、対応をどうするかについて早めに話し合いの場を持つ

手続き完了後もトラブルを未然に防ぎましょう

裁判所から「相続放棄受理通知書」が届いたら、放棄が正式に認められた証拠となる
これをもとに、万が一債権者から請求が来た場合には受理通知を提示して対応
他の相続人が放棄する場合も、それぞれが個別に裁判所へ申立が必要(連名では不可)

  • 相続放棄は3ヶ月以内に申立て
  • 書類を整えて正式申請を
  • 放棄後は家族にも影響が