2020年、無料相談ドットコムの「男女問題」にご相談頂いたデータから「お悩み」の状況を分析しています。
データ元 | 無料相談ドットコム |
集計期間 | 2020年1月1日〜2020年12月31日 |
カテゴリ | 男女問題、離婚、モラハラ、DV、浮気、親権、養育費、別居 |
2020年は「東京オリンピック」が予定されていた年ですが、世界的に広がる「新型コロナウイルス感染症」の影響で翌年に延期となった年です。(2021年1月7日現在)
ユーキャン新語・流行語大賞は「3密」(小池百合子東京都知事)でした。
その他上位の流行語は、「鬼滅の刃」「アベノマスク」「オンライン○○」「GoToキャンペーン」「ソロキャンプ」などで、コロナによって人の行動変容に伴うものが多く入っており、2020年はコロナ年と言っても過言ではない年だったかと思います。
また、コロナ禍によりDV増加が問題になった年でもあり、我々「無料相談ドットコム」へも多くのご相談が寄せられました。
2020年の男女問題の無料相談は、約66%が女性の方からのご相談となっています。
男性の方からのご相談も約34%と、男性の方の男女問題が増加傾向になっています。
男性のご相談の傾向は、問題の原因が自分にあり、妻から離婚を言い渡されたものの「離婚したくない」などがあげられます。
またインターネット利用という側面から、男性の構成比が高く推移していることが考えられます。
2020年の男女問題の無料相談は、40代の方からのご相談が約36%と最も高く、30代・40代で全体の約61%をしめています。
ご相談者の年齢層ランキング
2020年の男女問題の無料相談は、「結婚している」方からのご相談が約71%となっています。
2020年の男女問題の無料相談は、「婚姻・交際期間」10年以上の方が約51%と半数をしめています。
先程の「ご相談者の状況」で、「結婚している」方の相談が約7割ということと比例しています。
婚姻期間・交際期間が長くなるほど、「お悩み」について「我慢の限界」という方が多く目につきました。
2020年の男女問題の無料相談は、「別居している」方が約33%と、別居している方のお悩みも非常に多いことが分かります。
2020年の男女問題の無料相談は、世帯年収500〜800万円の方が約33%と1番多くなっています。
経営されているご夫婦が抱える問題についてのご相談も多く目につきました。
また慰謝料請求などについては、年収の多いご夫婦の方が慰謝料額も高くなる傾向があるためか、具体的に問題解決を進める姿勢も強いものと思われます。
さらに夫婦間の年収格差があると、モラハラ問題(経済的モラハラ)が増加傾向にあります。
2020年の男女問題の無料相談は、「離婚したい」が約24%と最も多く、逆に「離婚したくない」も約8%ありました。
また、「親権・養育費」のご相談も約16%と増加傾向となっています。
特に「養育費」については、次の2点が理由で2020年増加傾向にあることが推察されます。
1、2019年12月23日以降、14歳以下の養育費が月額2万円増えた?
詳細はこちら↓の記事をご参照ください。
2、2020年4月に民事執行法の改正法が施行、養育費保証サービスの登場
詳細はこちら↓の記事をご参照ください。
2020年の男女問題の無料相談は、「お子様の年齢が10歳未満」が約47%と半数をしめています。
ご相談の多かった「離婚した後の養育費」についても、子供の成人まで先が長く、離婚について引き止まる理由にもなっています。
2020年の男女問題の無料相談は、「共有財産なし」が約39%でした。
離婚に伴う「財産分与」に関わるものとして「共有財産」があることで、離婚問題が泥沼化する傾向にあります。
離婚・男女問題などについてご不明点、具体的にすすめたいけど分からない方は、お気軽に専門家へ無料相談をしてみてください。