クレジットカードの支払いが苦しくなり「カード破産」という言葉が頭をよぎると、とても不安になります。この記事では、カード破産とは何か、その基礎知識と生活を立て直すための考え方をやさしく解説します。
カード破産とは何かを正しく知ることは、これ以上状況を悪化させないために大切です。
「カード破産」という言葉だけが一人歩きし、「クレジットカードの借金があるとすぐ自己破産になるのでは」と心配される方は少なくありません。実際には、カード破産とはクレジットカードやカードローンの返済ができなくなり、自己破産などの債務整理を行う状態を指す俗な言い方です。仕組みを知らないまま放置すると、督促や遅延損害金が増え、状況が悪化しやすくなります。早めに基礎知識を押さえることで、取れる選択肢を冷静に検討しやすくなります。
まずは「カード破産」という言葉の意味と、法律上の位置づけを整理しておきましょう。
カード破産とは、法律上の正式な用語ではなく、クレジットカードやカードローンの返済ができなくなり、自己破産などの手続をとる状態を指す一般的な呼び方です。自己破産とは、裁判所に申し立てて借金の支払い義務を原則としてゼロにしてもらう制度のことです。クレジットカードの利用残高やキャッシング、リボ払いなどが膨らみ、返済が追いつかない場合に検討されます。ほかにも任意整理(話し合いで返済条件を見直す方法)や個人再生(借金を大幅に減額して分割返済する方法)といった債務整理の手段があります。
カード破産には、名前のイメージからさまざまな誤解がつきまといます。
よくある誤解として、「カード破産=すぐ自己破産させられる」「一度カード破産すると一生クレジットカードが持てない」「家族も同じようにブラックリストに載る」といったものがあります。実際には、返済が苦しいからといって自動的に自己破産になることはなく、本人が手続を選択する必要があります。また、信用情報機関への登録は一定期間で消えますし、家族名義の信用情報にまで影響が及ぶわけではありません。ただし、同じ家計で連帯保証人になっている場合などは別の問題が生じることもあるため、状況を整理して考えることが大切です。
カード破産に至る前後の基本的な流れを知っておくと、今どの段階にいるのかを把握しやすくなります。
多くの場合、まずクレジットカードの支払いが遅れ、督促の電話やハガキが届く段階から始まります。延滞が続くとカードが利用停止となり、遅延損害金が加算され、信用情報にも延滞の記録が残ります。この時点で、家計の見直しや返済計画の立て直し、債務整理の検討を行うことが望ましいです。返済がどうしても難しい場合、任意整理や個人再生、自己破産といった手続を選ぶことになります。自己破産を選ぶ場合は、収入や資産、借金の総額などを整理し、裁判所に申立書類を提出し、免責許可決定(借金の支払い義務を免除する決定)を待つ流れとなります。
カード破産に関する対応では、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
まず、返済が苦しいからといって新たなクレジットカードやカードローンで穴埋めをする「自転車操業」は、状況を悪化させやすく危険です。また、自己破産を検討している段階で高額な買い物や現金化目的のショッピングを行うと、「免責不許可事由」といって借金の免除が認められにくくなるおそれがあります。家族カードや連帯保証がある場合は、家族にどのような影響が出るかも事前に確認しておくことが望ましいです。インターネット上の体験談だけを頼りに自己判断するのではなく、早めに専門家へ相談することで、適切な手続の選択につながりやすくなります。
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