子どもが刑事事件で逮捕されたと聞くと、驚きと不安で頭が真っ白になってしまう方が多いです。この記事では、「子どもが逮捕された」ときに親として何を確認し、どのような順番で動けばよいかを、刑事事件の基本的な流れに沿って5つのステップで整理してお伝えします。
子どもが逮捕されたと知ったら、感情的になる前に「何が起きているのか」をできる範囲で整理することが大切です。
警察から連絡があった場合は、刑事事件としてどのような容疑なのか(どんな犯罪の疑いなのか)、逮捕された日時や警察署名、担当者の名前などをメモしておきましょう。子どもが未成年か成人かによって、少年事件として扱われるか、通常の刑事事件として扱われるかが変わるため、その点も確認しておくとよいです。突然の連絡で動揺しやすいですが、まずは深呼吸をして、聞くべきことを紙に書き出してから電話に出る、担当者に折り返し連絡をもらうなど、落ち着いて情報を集める工夫をしてみてください。状況を正確に把握することが、今後の対応を考える第一歩になります。
逮捕された子どもと会えるかどうかを確認し、可能であれば早い段階で様子を見に行くことが望ましいです。
刑事事件で逮捕された直後は、取調べの状況などによって、親でもすぐには面会できない場合があります。まずは逮捕された警察署に連絡し、面会が可能か、可能な場合は日時や必要な持ち物、面会時間の制限などを確認しましょう。面会できたときは、事件の細かい内容を問い詰めるよりも、子どもの体調や精神状態を気遣い、「一緒に考えていこう」という姿勢を伝えることが大切です。取調べで疲れていることも多いため、長時間話し込まず、安心させる言葉を中心に伝えるよう心がけてください。
子どもが逮捕された刑事事件では、できるだけ早い段階で弁護士などの専門家に相談することが重要です。
刑事事件の手続きは、逮捕から勾留(こうりゅう:身柄を拘束しておくこと)、起訴・不起訴の判断まで、短い期間でどんどん進んでいきます。親としてできることを考えるうえでも、刑事事件の流れや、子どもの年齢に応じた手続き(少年事件かどうか)を専門家から説明してもらうと、今後の見通しが立てやすくなります。弁護士に依頼することで、子どもとの接見(弁護士が本人と面会すること)や、取調べへの対応のアドバイス、被害者との示談交渉の可能性などを検討してもらえる場合があります。費用面が不安なときは、法律相談窓口や法テラスなど、費用の相談ができる公的な機関についても情報を集めてみてください。
子どもの刑事事件では、被害者への対応と、釈放後の生活環境をどう整えるかを家族で考えておくことが大切です。
子どもが逮捕された刑事事件では、被害者がいる場合、謝罪や弁償(損害をお金などで埋め合わせること)について検討することがあります。弁護士を通じて示談の可能性を探ることもありますが、被害者の気持ちや状況によっては、必ずしも応じてもらえるとは限らないことも理解しておきましょう。また、子どもが釈放された後の生活について、学校や仕事をどうするか、再び同じようなトラブルを起こさないためにどのようなサポートが必要かを家族で話し合うことが大切です。感情的に責めるだけではなく、なぜこのような刑事事件に関わることになったのか、背景にある人間関係や生活環境も一緒に見直していく視点が求められます。
刑事事件は短期間で終わらないことも多いため、親自身の心身の負担を軽くする工夫も必要です。
子どもが逮捕された刑事事件では、起訴されて裁判になる場合や、少年事件として家庭裁判所での手続きが続く場合もあり、解決まで時間がかかることがあります。先の見通しが立たない不安から、親が一人で抱え込んでしまうと、心身の不調につながるおそれもあります。弁護士などの専門家だけでなく、信頼できる家族や友人、必要に応じて心理的なサポートを行う機関などにも相談し、話を聞いてもらえる環境を作ることが望ましいです。子どもの刑事事件は家族全体の問題でもありますが、親が倒れてしまっては支え続けることが難しくなるため、自分自身を守ることも大切な対応の一つと考えてください。
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