交際相手が突然連絡を絶つ「冷却期」が起きたとき、どこまでが相手の自由で、どこからが法律問題になるのか、不安に感じる方は多いです。この記事では、冷却期と男女問題の法律面の基本をやさしく解説します。
交際相手から急に連絡が途絶えたとき、「これって違法なの?」「何かできることはあるの?」と悩む方は少なくありません。
交際相手が急に連絡を絶つ「冷却期」は、法律上は多くの場合、ただちに違法行為とは扱われません。そのため、感情的にはつらくても「警察や弁護士にすぐ動いてもらえるのか」が分かりにくく、不安が大きくなりがちです。一方で、冷却期をきっかけに、しつこい連絡をしてしまい「ストーカー規制法(つきまとい行為を禁じる法律)」に触れてしまうケースもあります。どこまでが合法的な対応なのか、基本を知っておくことが自分を守るうえでも大切です。
まず、「冷却期」という言葉の意味と、法律上どのように扱われるのかを整理します。
交際相手が急に連絡を絶つ「冷却期」とは、相手が一方的に距離を置き、電話やLINEなどへの返信をしなくなる期間を指す、一般的な呼び方です。法律用語ではなく、民法や刑法に「冷却期」という言葉がそのまま出てくるわけではありません。多くの場合、恋愛関係は「契約」として厳密に保護されているわけではないため、連絡をやめること自体は相手の自由と評価されることが多いです。ただし、婚約に近い約束があった場合や、お金の貸し借り、同棲契約などが絡むと、別の法律問題(損害賠償請求や不法行為など)として検討されることがあります。
冷却期に関しては、法律上の権利や義務について、いくつかの誤解が生まれやすいポイントがあります。
よくある誤解として、「交際しているのだから、連絡に応じる義務がある」「突然の音信不通は必ず違法だ」と考えてしまうことがあります。しかし、恋人同士であっても、相手に連絡を返す義務が法律で定められているわけではありません。また、「返事がないから、家や職場に押しかけてもよい」と思い、何度も訪問したり、しつこく電話やメッセージを送ると、ストーカー規制法や迷惑防止条例に触れるおそれがあります。逆に、「冷却期だから何をしても許される」と考え、相手の私物を勝手に処分したり、共有財産を一方的に使うと、民事上のトラブルに発展することもあります。
交際相手から冷却期のように連絡を絶たれたとき、感情的に動く前に、どのようなステップで状況を整理していくかが大切です。
まずは、相手の意思を尊重しつつ、回数や時間帯を控えめにして、落ち着いた内容で連絡を試みるといった方法があります。それでも返事がない場合は、無理に連絡を重ねるのではなく、いったん期間を置き、自分の気持ちや今後どうしたいかを整理することが望ましいです。婚約指輪の授受や結婚の具体的な約束、同棲契約、金銭の貸し借りなど、法律的な権利義務が絡みそうな事情がある場合には、メモやLINEの履歴など証拠になりそうなものを保管しておきます。そのうえで、必要に応じて法律相談を利用し、「損害賠償請求が可能か」「連絡を控えるべきか」など、今後の対応方針を専門家と一緒に検討するとよいでしょう。
冷却期に感情が高ぶると、思わぬ形で自分が法律上のトラブルの当事者になってしまうことがあります。
特に注意したいのは、相手からの連絡がないことに不安や怒りを感じ、短時間に何十件も電話をかけたり、SNSでのメッセージを連投したりする行為です。これらは、相手が恐怖を感じれば「つきまとい行為」と評価され、ストーカー規制法の対象となるおそれがあります。また、合鍵を持っているからといって、無断で相手の部屋に入ると、不法侵入にあたる可能性もあります。さらに、共通の友人にしつこく情報提供を求めたり、職場に連絡したりすると、名誉毀損やプライバシー侵害といった別の法律問題に発展することもあります。不安なときほど、一度立ち止まり、第三者や専門家に相談してから行動することが望ましいです。
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