ネット通販で買い物をしたところ、商品説明と違う物が届いたことで悩んでいます。
先日、有名な通販サイトのマーケットプレイスで、仕事用に少し高めのビジネスバッグを注文しました。商品ページには「本革」「A4サイズの書類が余裕で入る」「PC用クッションポケット付き」といった商品説明があり、レビューもそこそこ良かったので安心して購入しました。
ところが届いた商品を確認すると、まず素材がどう見ても合皮のような質感で、商品説明にあったような本革には見えません。さらに、A4サイズのファイルを入れようとするとギリギリで、マチも狭く、商品ページの写真で見た印象よりだいぶ小さい感じです。極めつけは、商品説明にあったはずの「PC用クッションポケット」が見当たらず、普通の内ポケットしかありませんでした。
「商品説明と違う物が届いた」と感じて、すぐに出品者にメッセージを送りましたが、「個体差の範囲内」「写真の写り方によって印象が違うことがある」といった返答で、返品にはあまり前向きではない様子です。サイトのカスタマーサポートにも問い合わせましたが、「まずは出品者と話し合ってください」という案内だけで、どう進めればいいのか分からず不安です。
このように、ネット通販で商品説明と違う物が届いた場合、どこまでが許容範囲で、どこからが返品や返金を求められるレベルなのか、自分では判断がつきません。また、出品者とのやり取りで、どのような点をはっきり伝えればよいのか、証拠として残しておくべきものは何かも知りたいです。
消費者トラブルとして、今後どのような手順で対応していけばよいのか、アドバイスをいただけないでしょうか。
ネット通販で「商品説明と違う物が届いた」と感じたとき、どこまでが誤差で、どこからが消費者トラブルなのか迷いやすいものです。ここでは、実際にあった相談事例をもとに、落ち着いて対応するためのポイントを整理します。
まずは感情的にならず、「どこが商品説明と違うのか」を具体的に整理することが大切です。
今回のケースでは、
・素材が「本革」と説明されていたのに、実物は合皮のように見える
・「A4サイズが余裕で入る」とあったが、実際はギリギリでマチも狭い
・「PC用クッションポケット付き」と書かれていたのに、そのようなポケットがない
といった点が、商品説明と届いた物の違いとして挙げられます。
このような違いを、主観的な印象ではなく、できるだけ客観的な事実としてメモしておきます。例えば、
・商品ページのスクリーンショット(説明文やサイズ表記、写真など)
・実物の写真(サイズが分かるように定規やA4ファイルと一緒に撮るなど)
・素材表示タグの写真
といった形で記録を残しておくと、後のやり取りで「言った・言わない」になりにくくなります。
「商品説明と違う物が届いた」と感じたときは、まず証拠を残しながら、どの点がどのように違うのかを整理することが、冷静な対応の第一歩になります。
違いを整理できたら、次は出品者とサイト運営側に対して、落ち着いて状況を伝えます。
出品者への連絡では、感情的な表現は避け、
・注文番号や商品名
・商品説明と実物の具体的な違い
・添付する写真やスクリーンショットの説明
・希望する対応(返品・返金、交換など)
を簡潔に書くようにします。
例としては、
「商品ページには『本革』『PC用クッションポケット付き』と記載されていますが、届いた商品にはそのような仕様が確認できませんでした。写真を添付いたしますのでご確認いただき、返品および返金の対応をご検討いただけないでしょうか。」
といった形です。
出品者の対応があいまいだったり、「個体差」などの理由で話が進まない場合は、通販サイトのカスタマーサポートにも、同じように事実と希望する対応を伝えます。その際も、
・これまでの出品者とのやり取りの履歴
・商品説明と違う点の整理
・写真などの証拠
をあわせて提出すると、消費者トラブルとして状況を理解してもらいやすくなります。
やり取りは、できるだけサイト内のメッセージ機能やメールなど、記録が残る方法で行うことも大切です。
出品者やサイト運営側とやり取りをしても、話し合いが平行線のままの場合は、一人で抱え込まずに公的な相談窓口を利用することも選択肢になります。
各自治体には、消費生活センターなど、消費者トラブルに対応している窓口があります。そこでは、
・今回のケースが法律上どのように考えられるか
・どのような点を主張できる可能性があるか
・今後どのような手順で対応すべきか
といったアドバイスを受けられることがあります。
相談の際には、
・注文した通販サイト名や出品者名
・商品ページの内容(印刷物やスクリーンショット)
・実際に届いた商品の写真
・これまでのやり取りの記録
を用意しておくと、状況を説明しやすくなります。
「商品説明と違う物が届いた」というトラブルは、ネット通販の利用が増える中で少なくありません。自分だけの問題だと感じてしまいがちですが、専門の窓口に相談することで、より適切な対応策が見えてくることもあります。
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