パートナーや家族からのモラハラが続き、「全部自分が悪い」と自分責めが止まらないと、とてもつらい状態になります。この記事では、モラハラと自分責めの関係を整理しながら、心と生活を守るためにできる現実的な5つのステップをお伝えします。一緒に少しずつ、抜け出す道筋を確認していきましょう。
まずは、モラハラが続くと自分責めが止まらなくなる仕組みを知り、自分の状態を客観的に見つめることが大切です。
モラハラとは、言葉や態度で相手をコントロールしたり、見下したりして心を傷つける行為のことを指します。モラハラを受け続けると、「自分が悪いから怒られる」「自分さえ我慢すれば」と考えやすくなり、自分責めが止まらない状態に追い込まれやすいです。まずは、「これは自分の性格の問題だけではなく、モラハラの影響かもしれない」と理解することが大切です。ノートやスマートフォンに、最近どんな言葉をかけられ、自分がどう感じて自分責めをしてしまったのかを書き出してみると、状況を整理しやすくなります。
自分を責めてしまう場面を具体的に整理することで、モラハラの影響と自分の思考のクセを切り分けやすくなります。
モラハラによる自分責めが止まらないときは、頭の中だけで考えていると混乱しやすいです。「どんな言葉を言われたか」「そのとき自分をどう責めたか」をセットで書き出してみましょう。例えば、「お前は本当にダメだ」と言われた→「やっぱり私は価値がない」と自分責めをした、というように具体的に整理します。こうして並べてみると、相手のモラハラ発言と、自分の中で自動的に起きている自分責めの思考パターンが見えやすくなります。「これは本当に全部自分の責任なのか」と、一歩引いて見直すきっかけにもなります。
モラハラで植え付けられた自分責めの言葉を、そのまま信じ込まずに見直す練習をしていきます。
モラハラを受けていると、「自分が悪い」「自分なんてダメだ」という自分責めの言葉が頭の中で繰り返されやすくなります。そこで、その言葉を一度立ち止まって、「事実」と「思い込み」に分けてみることが役立ちます。例えば、「家事が完璧にできなかった」は事実かもしれませんが、「だから自分には価値がない」は思い込みの部分です。このように分けて考えることで、モラハラによって膨らんだ自分責めを少しずつ弱めていくことができます。完璧でなくてもよいこと、失敗しても人としての価値とは別であることを、自分に繰り返し伝えてあげることが大切です。
一人で抱え込まず、モラハラと自分責めの状況を第三者に話してみることで、現実的な対処法が見えやすくなります。
モラハラを受けて自分責めが止まらないとき、一人で考え続けると「やっぱり自分が悪い」という結論に偏りがちです。家族や友人など、信頼できる人に「実はこんなことを言われていて、自分を責めてしまう」と正直に打ち明けてみることも一つの方法です。また、自治体の相談窓口や、配偶者暴力(DV)やモラハラに対応している支援機関、カウンセラーなどの専門家に相談することも考えられます。第三者から「それはあなたが悪いわけではない」「モラハラの典型的なパターンだ」といった視点をもらうことで、自分責めから少し距離を置きやすくなります。相談先では、今後の生活や安全面についての具体的なアドバイスを受けられる場合もあります。
モラハラと自分責めの悪循環から抜け出すために、自分の心と生活を守る行動を小さなステップから始めていきます。
モラハラによる自分責めが止まらない状態から抜け出すには、気持ちの整理とあわせて、現実的な行動も大切になります。例えば、「モラハラ的な発言があったときはメモを残す」「安全な場所や頼れる人を確認しておく」「経済面や住まいについて情報を集める」といった、小さな行動からで構いません。状況によっては、法律相談を利用して、別居や離婚、保護命令など法的な選択肢について情報を得ることも考えられます。一度に大きな決断をする必要はなく、「今日はここまでできた」と自分を責めずに認めながら、少しずつ前に進んでいくことが大切です。
モラハラを受けて自分責めが止まらないときは、心も体も大きな負担を抱えている状態です。まずは、モラハラと自分責めの関係を理解し、具体的な言動や思考パターンを書き出して整理することから始めてみてください。そのうえで、「事実」と「思い込み」を分けて見直し、第三者の視点を取り入れながら、自分を守るための行動計画を少しずつ実行していくことが望ましいです。一人で抱え込んでいると、「やはり自分が悪い」という考えに縛られやすくなりますので、早めに相談窓口や専門家に頼ることも、自分を守る大切な一歩になります。完璧にできなくても構いませんので、できるところから一緒に整理し、少しずつ自分を責めない方向へ歩んでいきましょう。
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