配偶者の浮気が原因で離婚を考えたとき、「どんな手続きが必要なのか」「何から始めればよいのか」と不安になる方は多いです。この記事では、浮気が原因の離婚時に必要な手続きの基本を、法律に詳しくない方にもわかりやすく解説します。
浮気が原因の離婚では、感情だけで動くと不利な条件で離婚してしまうおそれがあります。
浮気が原因の離婚では、「慰謝料(精神的な損害へのお金の補償)」や「財産分与(夫婦の財産の分け方)」など、お金に関わる問題が複雑になりやすいです。また、子どもがいる場合は親権や養育費の話し合いも必要になります。感情的になって話し合いを急ぐと、後から取り返しがつかない合意をしてしまうこともあります。浮気が原因の離婚時に必要な手続きを知っておくことで、自分の権利を守りながら、できるだけ冷静に進めていくことが望ましいです。
まずは、浮気が原因の離婚に関係する基本的な法律の考え方を整理しておきましょう。
法律上の「浮気」は、一般的には「不貞行為(配偶者以外の人と肉体関係を持つこと)」と呼ばれ、離婚原因として認められる重要な事情になります。不貞行為があった場合、離婚を求めることができるだけでなく、慰謝料を請求できる可能性もあります。また、離婚の方法には、話し合いで決める「協議離婚」、家庭裁判所を利用する「調停離婚」「裁判離婚」といった種類があります。どの方法を選ぶかで、必要な手続きや準備する書類が変わってくる点が、浮気が原因の離婚の基本的なポイントです。
浮気が原因の離婚手続きには、よくある誤解や思い込みがいくつかあります。
「浮気されたのだから、必ず高額の慰謝料がもらえる」と考えてしまう方は少なくありませんが、慰謝料の金額は、婚姻期間、浮気の期間や回数、夫婦関係への影響など、さまざまな事情を総合的に見て決まります。また、「浮気の証拠が少しでもあれば十分」と思われがちですが、単なる仲の良い写真やメッセージだけでは、不貞行為の証拠として不十分な場合もあります。さらに、「離婚届さえ出せば、あとは何とかなる」と考えてしまうと、財産分与や養育費、面会交流などの取り決めが曖昧なままになり、後でトラブルになるおそれがあります。
浮気が原因の離婚時に必要な手続きの大まかな流れをイメージしておくと、少し気持ちが落ち着きやすくなります。
まず行うこととして、浮気の事実を示す証拠の収集があります。これは、メールやSNSのやり取り、ホテルの出入りがわかる写真など、不貞行為をうかがわせる資料をできる範囲で集める作業です。次に、離婚するかどうか、するとしてどのような条件を希望するか(慰謝料、財産分与、親権、養育費など)を自分の中で整理します。そのうえで、相手と協議離婚の話し合いを行い、合意できれば離婚協議書などの書面にまとめ、離婚届を提出します。話し合いがまとまらない場合には、家庭裁判所で離婚調停を申し立て、それでも解決しないときは離婚訴訟(裁判)へ進むといった流れがあります。
浮気が原因の離婚手続きを進める際には、いくつか特に注意しておきたいポイントがあります。
まず、証拠集めの方法には注意が必要です。相手のスマートフォンを無断で覗いたり、違法な盗聴・盗撮をしたりすると、逆に自分が法的なトラブルに巻き込まれるおそれがあります。また、感情的になって相手や浮気相手を激しく責めたり、SNSで実名を出して非難したりすると、名誉毀損(人の社会的評価を傷つける行為)にあたる可能性もあります。さらに、慰謝料や養育費の取り決めを口約束だけで済ませると、後で支払われなくなったときに証明が難しくなりますので、公正証書などの書面にしておく方法があります。自分だけで判断が難しいと感じたら、早めに専門家へ相談することが望ましいです。
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