離婚して3年ほど経ちます。小学生の娘の親権は元夫が持ち、私は月に2回の面会交流という形で関わってきました。
当時は私の収入が不安定で、長時間労働もあり、子どもに十分な生活環境を整えられないと感じていたため、話し合いの末に元夫が親権者となりました。私としても、そのときはそれが娘にとって一番良い選択だと思っていました。
ところが最近、娘から「一緒に住みたい」「ママの家のほうが落ち着く」と言われることが増えました。面会のたびに、元夫の家での生活リズムが不規則になっていることや、宿題や学校の準備が十分に見てもらえていない様子が気になっています。学校の先生からも、「最近少し疲れているように見える」と言われました。
一方で、私は転職して勤務時間が安定し、収入も以前より増えました。実家の近くに引っ越し、両親のサポートも受けられる環境になっています。こうした状況の変化もあり、親権を変更できた方の話を見聞きするうちに、私も親権変更を考えるようになりました。
ただ、親権の変更は簡単ではないと聞きますし、娘の気持ちだけで決まるものではないことも理解しています。家庭裁判所での手続きや、どのような事情があれば親権変更が認められやすいのか、インターネットで調べても情報がバラバラで不安です。
実際に親権変更できた方は、どのような流れで進めたのでしょうか。また、私のような状況で親権変更を検討する場合、どんな点に気をつけるべきか、専門家に相談するタイミングなども含めて教えていただきたいです。
入力1分・完全無料・専門家が丁寧にご案内します
離婚後に一度決めた親権を変更したいと考えたとき、「本当に親権変更できた人はいるのか」「どんな事情があれば認められるのか」と不安になる方は少なくありません。ここでは、親権変更を検討している相談者の状況と、考えておきたいポイントを3つのステップに分けて整理します。
まず、親権は一度決めたら絶対に変えられないというわけではなく、状況によっては親権変更できた事例もあります。ただし、「親の事情」よりも「子どもの利益」が最優先されるというのが家庭裁判所の基本的な考え方だとされています。
一般的に、親権変更が検討されるのは、例えば以下のような場合です。
・親権者の病気や失業などで、子どもの生活環境を維持することが難しくなった
・監護状況に大きな問題があり、子どもの心身の成長に悪影響が出ていると考えられる
・非親権者側の生活環境が大きく改善し、子どもにとってより安定した環境を提供できるようになった
相談者のように、転職や引っ越しにより生活基盤が整い、実家のサポートも受けられるようになったことは、子どもの生活環境を考えるうえで重要な要素になり得ます。ただし、それだけで親権変更が必ず認められるわけではなく、現在の親権者のもとでの生活状況や、子どもの年齢・意思なども総合的に見られることになります。
入力1分・完全無料・専門家が丁寧にご案内します
次に、親権変更を本格的に検討する前に、今の状況をできるだけ客観的に整理しておくことが大切です。感情的になってしまうと、家庭裁判所での話し合いでも不利に働く可能性があります。
整理しておきたいポイントとしては、例えば次のようなものがあります。
・子どもの生活リズム(就寝時間、食事、学校生活など)がどのような状態か
・学校の先生や周囲から、子どもの様子についてどのような指摘があるか
・子どもが「一緒に住みたい」と言う理由が、具体的にどのような内容なのか
・現在の親権者との連絡状況や、子育てに関する話し合いがどの程度できているか
・自分の収入、勤務時間、住環境、サポートしてくれる家族の有無など
これらをメモにまとめておくことで、自分自身の考えも整理しやすくなりますし、後に弁護士や専門家に相談する際にも、状況を伝えやすくなります。インターネット上には「親権変更できた」という体験談もありますが、個別事情によって判断が大きく変わるため、自分のケースを冷静に見つめることが重要です。
入力1分・完全無料・専門家が丁寧にご案内します
親権変更を本気で考える段階になったら、早めに弁護士や法律相談窓口などの専門家に相談することをおすすめします。親権の問題は感情的な対立になりやすく、当事者だけで話し合うと、かえって関係がこじれてしまうこともあるためです。
一般的な流れとしては、まずは家庭裁判所に「親権者変更の調停」を申し立てるケースが多いとされています。調停では、調停委員を交えて、現在の監護状況や子どもの様子、親権変更を希望する理由などを話し合います。それでも合意に至らない場合には、審判に移行し、裁判所が最終的な判断を行うことになります。
その際、子どもの年齢がある程度高い場合には、子どもの意思も参考にされることがあります。ただし、「一緒に住みたい」と言っているから必ず親権変更できた、という単純な話ではなく、その背景や、子どもの負担にならないかどうかも慎重に見られます。
相談者のように、子どもの環境を良くしたいという思いから親権変更を考えている場合でも、まずは面会交流の回数や内容を見直すことで、子どもとの関わり方を深める方法もあります。親権変更だけにこだわらず、子どもの生活全体をどう支えていくかという視点で、専門家と一緒に選択肢を検討していくとよいでしょう。
入力1分・完全無料・専門家が丁寧にご案内します
離婚後に一度決めた親権でも、状況の変化によっては親権変更できた事例は存在しますが、「子どもの利益」が最優先されるため、親の事情だけでは判断されません。現在の生活環境や子どもの様子を客観的に整理し、感情的な対立を避けながら、弁護士などの専門家とともに、調停や審判といった家庭裁判所での手続きの流れを確認していくことが大切です。親権変更だけでなく、面会交流の見直しなども含めて、子どもにとって最も良い形を探っていくことが求められます。
無料相談フォームから、ご相談内容などの必要事項を登録ください。
お住まいエリアと相談内容に適した専門家から折返しご連絡します。
専門家とともに、あなたの悩みを一緒に解決していきましょう。