DVについて教えてください。
保護命令を検討している場合、相談先へ伝えるべき情報は何ですか?
いつ・どこで・誰から・どんな暴力や脅しを受けたかを、できるだけ具体的に伝えることが大切です。あわせて、ケガの有無、子どもの状況、今の危険度や連絡先なども整理して伝えましょう。
保護命令の相談では「怖さの程度」と「危険な状況」が伝わる情報が重要です。
保護命令を検討しているときに、配偶者暴力相談支援センターや警察、法テラスなどに相談する場合、次のような情報をできる範囲で伝えると、対応がスムーズになります。
1. 基本情報
– 自分の氏名・年齢・連絡先(電話・メールなど)
– 相手の氏名・年齢・大まかな住所や勤務先
– 婚姻関係や同居・別居の状況(結婚している/事実婚/離婚協議中など)
– 子どもの有無、年齢、同居しているかどうか
2. 暴力・DVの内容
– 暴力の種類:
– 殴る・蹴る・首を絞めるなどの身体的暴力
– 「殺す」「子どもを連れていく」などの脅しや暴言
– 生活費を渡さない、外出や連絡を厳しく制限するなどの支配的な行動
– 性行為の強要などの性的な暴力
– 具体的な内容:
– いつ頃から続いているか(例:結婚直後から、ここ1年ほどなど)
– 直近の暴力があった日時・場所・状況
– どのくらいの頻度で起きているか(毎週、月に1回など)
3. ケガや被害の状況
– ケガの有無、程度(骨折・打撲・出血など)
– 病院を受診したかどうか、診断書の有無
– 警察に通報したことがあるか、被害届や相談履歴の有無
– 写真・録音・メッセージなど、証拠になりそうなものの有無
4. 現在の危険度・不安
– 今も一緒に住んでいるか、別居しているか
– 相手が自宅や職場、実家などを知っているか
– 相手が武器になりそうなものを持っている、酒や薬物の問題があるなどの事情
– 「命の危険を感じたことがあるか」「今どれくらい怖いか」
5. これまでの相談・対応状況
– これまでに相談した機関(警察、相談センター、市区町村窓口、病院、学校など)
– シェルターや一時保護を利用したことがあるか
– 相手との話し合いや、別居・離婚の話が出ているかどうか
6. 希望していること
– まずは安全を確保したい(避難したい)
– 相手に近づかないようにしてほしい
– 子どもへの接近も止めてほしい
– 今後、保護命令の申立てをしたいかどうか
すべてを完璧に話せなくても構いません。思い出せる範囲で、メモを見ながらでもよいので、「いつ・どこで・何をされたか」「今どれくらい危険か」を中心に伝えることが大切です。
相談時に情報が足りないと、緊急性や危険度が正しく伝わらないことがあります。
よくあるのは、「怖い」「つらい」だけを伝えて、具体的な出来事をほとんど話していないケースです。気持ちが混乱していると当然ですが、相談窓口は具体的な情報がないと、どれくらい急いで対応すべきか判断しづらくなります。
また、次のような点でつまずくこともあります。
– 暴力の回数や時期をあいまいにしか話せず、「本当に続いているのか」が伝わりにくい
– ケガをして病院に行ったのに、そのことを相談時に伝れていない
– 写真や録音があるのに、「こんなものは役に立たない」と思い込み、持参しない
– 子どもが暴力を見ている・巻き込まれているのに、「恥ずかしい」「言いづらい」と隠してしまう
さらに、相手の情報(氏名・住所・勤務先など)がほとんど分からないと、保護命令の手続きで支障が出ることもあります。ただし、分からないからといって相談をためらう必要はありません。分かる範囲だけでも伝えれば、相談先が一緒に整理してくれます。
「自分にも悪いところがある」「大げさかもしれない」と感じて、事実を軽く話してしまう人も多いですが、危険度が低く見積もられてしまう原因になります。感じている怖さや、命の危険を感じた場面は、そのままの言葉で伝えてかまいません。
相談前に、可能であればメモを作っておくと、落ち着いて話しやすくなります。「いつ・どこで・誰が・何をしたか」「そのとき自分や子どもがどうなったか」を箇条書きで書き出しておきましょう。写真や診断書、暴言の録音、脅しのメッセージなどがあれば、スマホごと持参するか、見せられる状態にしておくと役立ちます。
相談先としては、配偶者暴力相談支援センター、市区町村のDV相談窓口、警察、法テラスなど、公的な窓口を利用できます。「保護命令を考えている」「今とても怖い状況だ」と最初に伝えると、緊急度を踏まえて話を聞いてもらいやすくなります。
話している途中でつらくなったり、うまく言葉が出てこなくなっても問題ありません。「うまく説明できない」「思い出すとつらい」と正直に伝えれば、相談員が質問しながら一緒に整理してくれます。一人で抱え込まず、危険を感じたら早めに相談し、安全の確保と保護命令を含めた今後の対応について、段階的に考えていきましょう。
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