2025年11月30日
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SNSで悪口を書かれたとき、どうすればいい？
SNSでの誹謗中傷を書き込んだ相手を特定するにはどうすれば良い？
SNSトラブルについて教えてください。
SNSでの誹謗中傷を書き込んだ相手を特定するにはどうすれば良い？
ズバッと回答
まずは証拠を残し、相手を刺激する返信は控えましょう。そのうえで、通報機能の利用や投稿削除の依頼、内容がひどい場合は法的な対応も検討できます。
詳しく解説
SNSで悪口を書かれるとショックですが、感情的に動く前にやるべきことがあります。
SNSで悪口を書かれた場合、最初にやるべきことは「証拠を残すこと」です。投稿やコメント、相手のアカウント名、日時がわかる画面をスクリーンショットで保存し、可能ならURLも控えておきます。
次に、相手に直接攻撃的な返信をするのは避けましょう。言い返すと、相手がエスカレートしたり、周囲からは「どっちもどっち」と見られたりするおそれがあります。
多くのSNSには「通報」「ブロック」「ミュート」などの機能があります。悪口や嫌がらせが続く場合は、運営会社に通報し、規約違反として対応してもらえる可能性があります。また、名指しでの悪口や事実と違うことを書かれている場合は、「名誉を傷つける行為」や「プライバシー侵害」にあたることもあり、投稿の削除を求めることができます。
内容があまりにひどく、生活や仕事に影響が出ている場合は、法的な手段も視野に入ります。具体的には、投稿の削除・発信者情報の開示請求・損害賠償請求などが考えられますが、これらは専門的な手続きが必要になることが多いので、早めに相談できる窓口を探しておくと安心です。
ケース別の注意点
対応を間違えると、トラブルが長引いたり、自分も不利になることがあります。
よくある失敗として、感情的になって相手に暴言でやり返してしまうケースがあります。この場合、相手の悪口だけでなく、自分の書き込みも問題視され、「お互いさま」と見られてしまうことがあります。
また、証拠を残さずにブロックや削除をしてしまい、後から相談しようとしたときに「いつ・どこで・どんな投稿があったか」を示せず、対応が難しくなることもあります。
さらに、相手が誰かを特定しようとして、勝手に個人情報をさらしたり、第三者に「この人を叩いて」と呼びかける行為も危険です。これらは自分自身が加害者と見なされるおそれがあり、逆に責任を問われる可能性もあります。
SNSの運営会社への通報や削除依頼も、すぐに対応されるとは限りません。規約違反にあたらないと判断されると、そのまま残ってしまうこともあるため、「運営に任せれば必ず消える」とは考えないほうがよいでしょう。
相談先の選び方
SNSで悪口を書かれたときは、
1. 画面のスクリーンショットやURLを保存して証拠を残す
2. 相手に感情的に反応せず、ブロックやミュートで距離を置く
3. SNSの通報機能や問い合わせ窓口から、削除や対応を求める
という順番で、落ち着いて対処することが大切です。
精神的につらい場合は、一人で抱え込まず、家族や友人、職場・学校の相談窓口など、信頼できる人に状況を共有しましょう。内容が名誉を大きく傷つけるものだったり、仕事・学業に影響している場合は、法律やインターネットトラブルに詳しい相談窓口を探し、証拠を持って早めに相談することをおすすめします。
「どこまでが我慢で、どこからが違法の可能性があるのか」「どんな手続きがあり得るのか」など、自分だけで判断しにくい部分は、専門知識のある窓口に意見を聞きながら、無理のない範囲で対応方針を決めていきましょう。
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