結婚して10年目になる40代前半の主婦です。小学生の子どもが2人います。
ここ1年ほど、夫の様子が以前と明らかに変わってきていて、「もしかして離婚のサインなのでは…」と不安で眠れない日が増えています。
具体的には、次のようなことが続いています。
・会話が極端に減り、こちらが話しかけても「ふーん」「別に」と短く終わる
・休日もほとんど家族と出かけず、1人で出かけるか、ずっとスマホを見ている
・スマホにロックをかけるようになり、画面をこちらに見せないようにしている
・家計のことや子どものことを相談しても「好きにして」「任せる」と深く関わろうとしない
・スキンシップや夫婦生活がほぼなくなった
ケンカが増えたというより、むしろ何も話さなくなった感じで、家庭内別居のような空気になっています。私自身も、夫に対してイライラすることが増え、ついきつい言い方をしてしまうことがあります。
ネットで「離婚 の サイン」と検索すると、今の夫の態度に当てはまることが多く、浮気や不倫を疑ってしまう自分もいます。ただ、証拠があるわけでもなく、本人に聞いても「別に」「疲れてるだけ」と言われてしまい、どう向き合えばいいのか分かりません。
子どもたちはまだ夫になついていますし、できれば離婚は避けたい気持ちがあります。一方で、このまま冷たい空気の中で生活を続けるのもつらく、私の方から「もう無理かもしれない」と思ってしまう瞬間もあります。
これは本当に離婚のサインなのでしょうか。それとも、単なる一時的な夫婦のすれ違いなのでしょうか。今のうちにできることや、離婚を回避するための話し合いの進め方、もし離婚になってしまう場合に備えて考えておくべきことなど、どこから手をつければいいのか教えていただきたいです。
パートナーの態度が急に冷たくなったり、会話が減ったりすると、「これは離婚のサインなのでは」と不安になります。離婚を避けたい気持ちがある一方で、今のつらい状態が続くのも苦しいものです。ここでは、離婚のサインかもしれない状況で、感情的になりすぎずに現状を整理し、できる対処を進めていくための考え方を3つのステップでまとめます。
まずは「離婚のサインかもしれない」と感じている自分の不安な気持ちと、実際に起きている事実を分けて整理してみましょう。
【紙に書き出してみる】
・事実:会話の回数、休日の過ごし方、スマホの扱い方、家事や育児への関わり方、夫婦生活の頻度など、実際に起きていることを具体的に書く
・自分の感情:「無視されている気がする」「嫌われたのでは」「浮気しているかも」など、感じている不安や怒り、寂しさを書く
「離婚 の サイン」という言葉は強く不安をあおりがちですが、同じような行動でも、
・仕事のストレスや体調不良からくる一時的な変化
・夫婦関係への不満がたまって距離を取っている状態
・本気で離婚を考え始めているサイン
など、背景は人それぞれです。
今の段階で「これは絶対に離婚の前触れだ」と決めつけてしまうと、こちらの言動も攻撃的になり、かえって関係が悪化することがあります。まずは、起きていることを冷静に見つめ直し、「何がつらいのか」「どこから変えていきたいのか」を自分の中で整理することが、次のステップにつながります。
次に、「離婚するかどうか」の結論を急ぐのではなく、「今の状態をどう感じているか」「これからどうしたいか」を伝える話し合いを意識してみましょう。
【話し合いの前に準備すること】
・責める言い方ではなく、「私はこう感じている」という伝え方を意識する
・「離婚するの?しないの?」と迫るのではなく、「今の関係をどう感じている?」と問いかける
・感情的になりやすいテーマなので、一度に全部解決しようとせず、何回かに分けて話すつもりでいる
【伝え方の例】
・「最近、会話が減ってしまって、私は少し寂しく感じているよ」
・「休日に一緒に過ごす時間が少なくなって、家族としてどうしていきたいのか、あなたの気持ちも聞きたい」
・「離婚のサインなのかなと不安になるくらい、距離を感じている。できれば関係を良くしたいと思っているけれど、あなたはどう考えている?」
相手が話したがらない場合は、無理に問い詰めるよりも、「いつでも話したくなったら聞くからね」と伝え、少し時間を置くことも一つの方法です。また、夫婦だけでは話し合いが難しいと感じる場合は、夫婦カウンセリングや、自治体の相談窓口など第三者を交えた場を検討するのも有効です。
離婚のサインのように見える行動があっても、話し合いを重ねることで、すれ違いが少しずつ修復されるケースも少なくありません。
離婚を望んでいない場合でも、「もし本当に離婚になったら」という最悪のケースを一度頭の中で整理しておくと、不安が少し和らぐことがあります。準備をすることは、必ずしも離婚を選ぶという意味ではなく、「どんな結果になっても自分と子どもを守れるようにしておく」という心構えです。
【今からできる現実的な準備】
・家計の状況を把握する(収入、支出、貯金、ローンなど)
・自分名義の通帳や、少額でも自由に使えるお金を確保しておく
・実家や友人など、いざというときに頼れそうな人や場所を整理しておく
・自治体のひとり親支援や、離婚に関する無料相談窓口の情報を調べておく
離婚のサインがあるかどうかにかかわらず、これらの準備は、今後の生活を安定させるうえでも役立ちます。また、準備を進めることで、「もし離婚になっても、なんとかやっていけるかもしれない」という感覚が生まれ、夫婦関係の話し合いにも、少し落ち着いて向き合えるようになることがあります。
離婚を避けたい気持ちと、今のつらさの間で揺れるのは自然なことです。離婚のサインかどうかを見極めようとするだけでなく、「自分はどう生きていきたいのか」「子どもにどんな環境を用意したいのか」という視点から、少しずつ選択肢を広げていくことが大切です。
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