夫との離婚を本気で考えるようになり、離婚調停を申し立てたいと思っています。ただ、今はパート収入しかなく、貯金もほとんどない状態で、離婚調停にかかるお金が心配で動けずにいます。
結婚してからの家計管理はほとんど夫がしており、私は生活費として渡された分だけでやりくりしてきました。そのため、夫の収入や貯金、保険、投資などの詳しい状況もよく分かっていません。離婚となれば、財産分与や養育費、慰謝料などお金のことをきちんと話し合いたいのですが、「そもそも離婚調停を申し立てるお金がない」「弁護士費用も払えない」と考えると、不安でいっぱいです。
ネットで調べると「離婚 調停 お金 ない 場合は法テラス」などの情報が出てきますが、自分が利用できるのか、どのくらい費用がかかるのか、よく分かりません。調停の申立書の書き方や必要書類も難しそうで、ひとりでできるのか不安です。
離婚調停をしたいけれどお金がない場合、どのような制度や方法があるのか、現実的な進め方を教えていただきたいです。また、今のうちに準備しておいた方がいいお金や書類などがあれば、あわせて知りたいです。
離婚を考えていても、「離婚調停をしたいのにお金がない」と感じて踏み出せない方は少なくありません。ここでは、経済的に余裕がない状況でも離婚調停を進めるための現実的な方法と、事前に準備しておきたいポイントを整理します。
まず、「離婚 調停 お金 ない」と感じていても、実際にどのくらい費用がかかるのかを知ることが大切だと思いました。
家庭裁判所で離婚調停を申し立てる際に必要なのは、主に以下のような費用だと分かりました。
・収入印紙代(離婚調停の申立手数料):数千円程度が一般的
・郵便切手代(相手方への連絡などに使われる):裁判所ごとに異なるが数千円〜1万円前後
・戸籍謄本などの取得費用:数百円〜数千円
つまり、「離婚調停そのもの」にかかる裁判所への支払いは、想像していたよりも高額ではなく、合計しても数万円以内に収まるケースが多いようです。
一方で、弁護士に依頼する場合は、相談料、着手金、報酬金などが必要になり、こちらは数十万円以上になることもあると知り、私が不安に感じていた「お金がない」というのは、主に弁護士費用のことなのだと気づきました。
そこで、
・自分でできる手続きはどこまでか
・どうしても専門家の力が必要な部分はどこか
を切り分けて考えることにしました。まずは、裁判所のホームページで申立書の書式や記入例を確認し、家庭裁判所の窓口で相談できることがないかを調べるところから始めることにしました。
次に、「離婚 調停 お金 ない 場合に利用できる制度」を調べました。特に気になったのが、法テラス(日本司法支援センター)の制度です。
法テラスでは、一定の収入や資産の条件を満たせば、
・無料法律相談(回数に制限あり)
・弁護士費用や調停・裁判費用の立替え(民事法律扶助制度)
を利用できる可能性があると知りました。立替えの場合は、毎月少しずつ分割で返済していく仕組みで、収入が一定以下の場合は返済が免除されることもあるようです。
自分が利用できるかどうかを確認するために、
・自分の収入額(パート代)
・預貯金の額
・扶養している子どもの人数
などをメモにまとめ、法テラスの電話窓口に相談してみることにしました。
また、市区町村の役所にも「法律相談」や「女性相談」「DV相談」などの窓口があり、無料または低額で弁護士や専門相談員に話を聞いてもらえる場合があると分かりました。役所のホームページで「離婚 相談 無料」「法律相談 日程」などを検索し、予約方法や相談内容の範囲を確認しました。
このように、
・法テラスの無料相談・費用立替え制度
・自治体の無料法律相談
・女性センターや配偶者暴力相談支援センター
など、経済的に余裕がなくても利用できる相談先がいくつかあることが分かり、「お金がないから離婚調停は無理」と思い込まずに済むようになりました。
最後に、実際に離婚調停を申し立てることを見据えて、「今から自分でできる準備」を整理しました。お金がない状況でも、情報や書類を集めておくことで、調停や弁護士相談をスムーズに進められると感じたからです。
【お金に関する準備】
・調停申立てに必要な費用(印紙代・切手代・戸籍謄本代など)を少しずつ確保する
・自分名義の口座を確認し、生活費と今後の調停費用を分けて管理する
・可能であれば、パートのシフトを増やすなど収入を少しでも増やす方法を検討する
【書類・情報の準備】
・戸籍謄本、住民票など、調停で必要になりそうな公的書類の取り方を確認する
・夫の収入や財産に関する情報(源泉徴収票、給与明細、通帳のコピー、保険証券など)を、分かる範囲でメモしておく
・結婚期間中の家計の状況や、別居している場合は別居開始時期、生活費の支払い状況などを時系列で整理する
・子どもがいる場合は、養育費や面会交流について希望する内容をノートに書き出しておく
また、離婚調停では、感情的な話し合いになりやすい一方で、実際には「お金」「子ども」「今後の生活」をどうしていくかを具体的に決めていく場だと知りました。そのため、
・自分が最低限確保したい生活費の目安
・家賃や光熱費、食費などの毎月の支出
・実家や友人など、頼れる支援の有無
なども整理しておくことにしました。
こうした準備を進めることで、「離婚 調停 お金 ない」という不安が完全になくなるわけではありませんが、少なくとも何から手をつければいいのかが見えてきて、気持ちが少し落ち着きました。
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