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夫婦間のモラハラを受けたらする3つの対策と8つの準備とは?

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この記事を読んで分かること



夫婦のモラハラを受けた場合の3つの対策とは?

まずどんな理由があれ、夫婦間であってもパートナーに対するモラハラは決して許されない行為です。

  • 理由もないのに無視を続ける
  • 理由もないのに食事を別にとる
  • 家事の細かい部分を指摘し続ける
  • 「ばか」「だめ」等ののしる言動
  • 大きな音でドアを閉める
  • あなたのミスに大きなため息をつく

このような事が続くとモラハラに該当する可能性があります。

モラハラの被害を受けている方は「自分も悪いところがあるからしょうがない。」「養ってもらっているからしょうがない。」等と思っている方も多いですが、夫婦間は絶対に対等で、一方的に暴言モラハラをしても良い理由は何もありません。

本記事を参考に、一方的なモラハラには毅然とした態度で対応するか、自分(子ども)を守るためにもその環境から逃げることを考えてください

1.モラハラをやめてもらう為の請求

モラハラ夫モラハラ妻、夫婦の一方がモラハラをしている場合、その本人はモラハラをしている自覚がない場合が多いです。

まずは本人にモラハラをしている自覚をもってもらうことが最初に必要ですが、この記事を読んでいるあなたはきっと相手に正面から「モラハラをやめて」とは言えない方でしょう。

ここでは相手に伝える際のポイントも書いておきますが、正面から言えない方は読み飛ばして、「2.モラハラ慰謝料請求」以降をお読みください。

直接相手にモラハラを指摘する際のポイント

  • 相手にあなたのその言動はモラハラだということをしっかりと伝える(自覚してもらう)
  • 相手にその言動によって自分がどんな気持ちか、どう傷ついているか具体的に伝える(自覚してもらう)
  • 今後そのようなモラハラ行為はやめて欲しいとしっかり伝える(抑止する)

弁護士から相手にモラハラをやめるよう請求することもできます

とはいえ、直接伝えても相手が素直に受け入れ反省するケースは非常に少ないかと思います。

相手が全く聞き入れない場合には、弁護士に依頼して内容証明でモラハラをやめるよう請求することも可能です。

弁護士への無料相談はこちら>>

2.モラハラ慰謝料請求

モラハラ不法行為です。被害者は相手からのモラハラで受けた精神的苦痛を受けていますので、その精神的苦痛に対して損害賠償金として慰謝料が発生します。

なおモラハラの慰謝料の相場はおおよそ数十万円〜300万円ほどであるようです。

極力高額な慰謝料を請求するためには、モラハラの証拠がカギになります。こちらについては「夫婦のモラハラを受けた際にすべき7つの準備とは?」で確認しておきましょう。

モラハラ慰謝料金額についてはこちら↓の記事も参考にしてみてください。

夫婦関係においてモラハラ慰謝料を請求する場合には離婚も検討されるでしょうし、夫婦でもめることも多い場合が多いため、相手からモラハラの慰謝料を受け取れてそのまま夫婦関係を継続するのは稀(まれ)です。

モラハラ慰謝料請求される場合は離婚も関係してきますので、次の「3.モラハラ離婚請求」で、最も有利なモラハラ対策の流れをご紹介します。

3.モラハラ離婚請求

モラハラで離婚する際の有利な流れ

  1. モラハラの証拠を残しておく
  2. 生活費(婚姻費用・養育費)請求し別居する
  3. 離婚調停でモラハラ慰謝料も請求する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.モラハラの証拠を残しておく

モラハラを理由に離婚、慰謝料を請求する場合には証拠がポイントになります。精神的苦痛を受けているあなたは現実逃避や、目の前の対策をする余裕がなくなりがちですが、必ずあなた自身や子どもを守るためにも証拠獲得をしていってください。

証拠獲得についての詳細は、

夫婦のモラハラを受けた際にすべき8つの準備とは?

を参照してください。

2.生活費(婚姻費用・養育費・慰謝料)請求し別居する

モラハラを受け続けていると非常に精神的に辛くなり、普通の判断もできない状況に追い込まれることが多々あります。

安定した精神状態を保つためにも別居を検討してください。

あなたがもし生活費に困るようなら婚姻費用分担請求をし、相手からの生活費や子供がいる場合には養育費も確保することも可能です。

詳しくはこちら↓の記事も参考にしてみてください。

3.離婚調停でモラハラ慰謝料を請求する

家庭裁判所へ調停の申し立てをすることで、第三者の調停委員を入れて離婚、慰謝料請求をあくまで話し合いで進められます。

この際、夫婦が顔を合わせないよう配慮がされており、夫婦別々の部屋に待機、話し合いの際にも夫婦別々に調停委員と調整すようになっています。

調停離婚はあくまで調停委員が間に入った話し合いで離婚成立を目指す制度ですので、離婚が成立するまでの期間は、申し立てをして早くても3ヶ月半程から1年以上続くケースもあります。

離婚調停について詳しくはこちら↓の記事も参考にしてみてください。

夫婦のモラハラを受けた際にすべき8つの準備とは?

これまで説明したように、モラハラによる離婚慰謝料請求には証拠獲得が大きなポイントになります。

別居、離婚を考えてなくとも事前に以下を参考に証拠を集めておくことを強くおすすめします。

なおプライバシーの侵害や盗聴を心配する方もいますが、相手に無断で録音をしたとしても、その録音内容を第三者に公開したり悪用するのはダメですが、モラハラの証拠とし、弁護士に共有したり、裁判の証拠としての利用目的の場合は、即プライバシーの侵害や盗聴とはなりません。

1.相手のモラハラの言動を録音しておく

よく相手から暴言や説教、愚痴をされる生活のタイミングがあるかと思います。

そのような時には必ずスマホなどでその音声を録音しておきましょう。

このような録音データは、名誉毀損やモラハラの大きな証拠になります。

2.相手のモラハラ文章のLINEなどのデータを残す

夫婦のモラハラの特徴として、周りには良い顔をしているものの、身内には強く当たったり暴言をはく人が多いようです。

そのような人の特徴として、ショートメールやLINEなどでも暴言や束縛する内容などを連絡してくる事が多いので、そのやりとりのスクショ(画面保存)をしたり、データを保存しておきましょう。

3.相手からモラハラと思えるメモを渡されたら残しておく

例えば相手があなたを束縛する為に1日の行動を決めておく行動予定表なども紙、メモがあればそれも有力な証拠になります。

また嫌味などが書かれているメモも該当しますので保存しておきましょう。

4.相手がSNSにあげている文章を保存しておく

最近は誰もがSNSを利用しています。相手のSNSに明らかにあなたの悪口を書き込んでいたり、相手があなたのSNSに嫌がらせの為に書き込みしたりしている場合は、スクショ(画面保存)をしておきましょう。

SNSの書き込みは後になって相手が削除する事もできますので、見つけた都度保存しておきましょう。

5.日々の出来事を日記にしておく

毎日のモラハラのでき事や、それにあなたがどう思った等の日記を書いておきましょう。

「日記は嘘もかけるので証拠にならないのでは?」と思われるかもしれませんが、極力毎日日記として詳細を文章に残しておくと証拠として考慮してもらえます。

6.病院で診断書を出してもらう

モラハラによって精神的なダメージを受け続けていると、うつ病など精神疾患の症状が出ることも多くあります。

そのような場合には、精神科や心療内科などへいって医師に診断書を書いてもらってください。

7.別居をする

上記のような証拠を残して行く事は非常に大切ですが、あなた自身や、子どもがいる場合は子どもの心身的健康が何より大事です。

どうしても辛くなったらその環境から逃げることを考え、別居も検討してください。

8.第三者や専門家に相談する

これまでご自身でできるモラハラ対策、準備をご案内しましたが、1度早い段階で弁護士さんに相談しておくことをおすすめします。

弁護士さんと聞くと敷居が高く相談しづらいイメージもありますが、最近は無料相談ができる弁護士さんも多くなっています。

弁護士への無料相談はこちら


モラハラ、別居、生活費、離婚などについてご不明点、具体的にすすめたいけど分からない方は、お気軽に専門家へ無料相談をしてみてください。