離婚の話し合いで、結婚中に受けた実家からの援助を財産分与でどう扱うか分からず、不安になっている方は少なくありません。この記事では、「実家の援助」が財産分与でどのように考えられるのかを整理しながら、冷静に対応するための5つのステップを解説します。
まずは、どのような実家の援助があったのかを、できるだけ具体的に書き出して整理します。
財産分与で実家の援助の扱いを考えるためには、「いつ」「誰から」「いくら」「どのような目的で」援助があったのかを明確にすることが大切です。たとえば、住宅購入の頭金として親から援助を受けたのか、生活費の補填として実家からお金をもらっていたのかなど、内容によって財産分与での扱いが変わる可能性があります。通帳の記録や振込明細、贈与を示すメモやメールなどがあれば、一緒に整理しておきましょう。まずは感情的にならず、実家の援助の実態を客観的に把握することから始めてください。
次に、その実家からの援助が「もらったお金」なのか「返す前提のお金」なのかを家族間で確認します。
財産分与で実家の援助の扱いを考えるうえで、それが贈与(返さなくてよい援助)なのか、貸付(返済が必要なお金)なのかは重要なポイントです。親からの援助について「返さなくていい」と言われていたのか、「あとで少しずつ返してね」と言われていたのか、家族の認識を確認しておきましょう。借用書がある場合は貸付として扱われる可能性が高く、財産分与での計算にも影響します。一方で、住宅購入時の実家の援助などは、名義や負担割合によって扱いが変わることもあるため、できる範囲で事実関係を整理しておくことが望ましいです。
実家の援助が、どの財産にどのように使われたのかを、財産分与の対象と結びつけて考えます。
財産分与では、夫婦が結婚中に築いた財産をどのように分けるかが問題になりますが、その際に実家の援助がどの財産に影響しているかを整理することが大切です。たとえば、実家の援助で頭金を支払ったマイホームがある場合、その不動産の名義やローンの負担状況によって、財産分与での取り扱いが変わることがあります。また、実家からの援助が一方の親からのみ行われている場合、「自分の親のお金なのに」と感情的になりやすいですが、法律上は夫婦の共有財産とみなされるケースもあります。財産分与と実家の援助の関係を、感情と切り離して一度紙に書き出してみると、整理しやすくなります。
自己判断で決めつけず、財産分与と実家の援助の一般的な考え方を専門家の情報などで確認しておきます。
財産分与で実家の援助の扱いをどうするかは、ケースごとに判断が分かれやすく、インターネットの情報だけでは誤解が生じることもあります。「親の援助だから全部自分のもの」と思い込んで話し合いを進めると、相手との対立が深まるおそれがあります。可能であれば、法律相談窓口や専門家の解説記事などを参考にして、実家の援助が財産分与でどのように評価されやすいか、一般的な考え方を知っておくとよいでしょう。そのうえで、自分のケースがどこに当てはまりそうかをイメージしておくと、相手との話し合いも冷静に進めやすくなります。
実家の援助の扱いで対立が強くなりそうなときは、一人で抱え込まずに専門家の力を借りることが大切です。
財産分与で実家の援助の扱いが争点になると、「自分の親のお金なのに」「相手の実家ばかり得をしている」など、感情的な対立に発展しやすくなります。話し合いが進まない、相手が一方的な主張をしてくる、といった場合には、早めに法律の専門家へ相談することが望ましいです。専門家に相談することで、実家の援助がどこまで財産分与に反映される可能性があるのか、現実的なラインを一緒に検討してもらえます。また、第三者の視点が入ることで、感情的な対立を和らげ、冷静な解決策を見つけやすくなります。
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