警察や検察の取り調べを受けることになったとき、多くの方が「どう対応すればよいのか」と不安になります。この記事では、取り調べで押さえるべき基本と、知っておきたい権利や注意点をやさしく解説します。
取り調べで押さえるべき基本を知らないと、不利な供述をしてしまうおそれがあります。
突然、警察から呼び出されて取り調べを受けることになると、多くの方は「言われるままに話さないといけないのでは」と感じてしまいます。しかし、刑事事件の取り調べでは、黙秘権(話さない権利)や弁護士に相談する権利など、守られるべき基本的な権利があります。こうした取り調べで押さえるべき基本を知らないまま対応すると、事実と違う内容を認めてしまったり、不利な調書が作られたりするおそれがあります。事前に基本を理解しておくことで、必要以上に不安にならず、自分の身を守る行動をとりやすくなります。
まずは、刑事事件の「取り調べ」とは何か、その基本から確認しておきましょう。
取り調べとは、警察官や検察官が、事件についての事情を聞き取る手続きのことです。専門的には「供述を求める捜査活動」といわれ、被疑者(疑いをかけられている人)や参考人(事情を知っている人)に対して行われます。取り調べで押さえるべき基本として、黙秘権=話さない自由があること、自分に不利なことを無理に話す必要はないこと、弁護人選任権=弁護士に相談・依頼できる権利があることが重要です。また、作成される供述調書は、裁判で証拠として使われる可能性があるため、内容をよく確認することが大切です。
取り調べについては、ドラマやニュースのイメージから、実際とは異なる誤解をしている方も少なくありません。
よくある誤解の一つに、「取り調べでは、警察の質問には必ず答えなければならない」というものがあります。しかし、憲法で保障された黙秘権により、話したくないことは話さないという選択肢もあります。また、「黙っていると必ず不利になる」と思い込む方もいますが、必ずしもそうとは限らず、むしろ不用意な発言が不利な証拠になることもあります。さらに、「調書は細かいところまで読まずに署名しても大丈夫」という誤解も危険です。取り調べで押さえるべき基本として、調書の内容を一字一句確認し、事実と違う部分があれば訂正を求めることが望ましいです。
次に、取り調べがどのような流れで進むのか、全体像を押さえておきましょう。
刑事事件の取り調べは、まず警察からの呼び出しや逮捕によって、取調室などに案内されるところから始まります。その際、氏名や住所などの身元確認が行われ、その後、事件の内容に関する質問が続きます。取り調べで押さえるべき基本として、質問の意味がわからないときは、そのまま答えずに「意味を教えてほしい」と伝えることが挙げられます。取り調べの終わりには、供述に基づいて供述調書が作成され、読み聞かせや読み合わせが行われます。内容に納得できない場合は、署名・押印を急がず、修正を求めるといった対応をとることができます。また、必要に応じて、途中で休憩を求めたり、弁護士への連絡を希望したりすることも可能です。
最後に、取り調べで特に注意しておきたいポイントや、見落としがちな点を確認しておきます。
取り調べで押さえるべき基本として、疲れているときや体調が悪いときに、無理に長時間の取り調べに応じないことが大切です。判断力が落ちていると、不本意な内容を認めてしまうおそれがあります。また、「今ここで認めればすぐ帰れる」といった言葉に流されて、事実と違う供述をしてしまうケースもありますが、後から取り消すことは簡単ではありません。調書は裁判で重要な証拠となるため、その場しのぎで署名しないことが望ましいです。不安が強い場合や、どう答えればよいか迷う場合には、早い段階で弁護士に相談し、自分の状況に合ったアドバイスを受けることが重要です。
無料相談フォームから、ご相談内容等の必要事項を登録ください。無料で登録頂けます。
ご相談者のお住まいエリア、ご相談内容に適した各種専門家よりご連絡させて頂きます。
弁護士・司法書士などの専門家に、あなたの悩みを相談しながら一緒に解決していきましょう。
※「無料相談する」ボタンを押して少しお待ちください。
本サービスは、入力いただきました内容を相談することができる専門家窓口を無料でご案内しております。
依頼内容に対し、対応可能な専門家から、ご登録頂きました電話・メールアドレス宛てに折返しご連絡させて頂くサービスとなりますので、ご登録内容はお間違いない様お願いいたします。