突然、家族が刑事事件の加害者として逮捕されたとき、何をどうすればよいのか分からず不安でいっぱいになる方が多いです。この記事では、加害者家族が知っておくべき基本的な法律知識と、心構えや相談先についてやさしく解説します。
加害者家族が知っておくべき基本を理解しておくことで、パニックを少しでも和らげ、冷静に対応しやすくなります。
家族が逮捕されると、「自分も責任を問われるのでは」「仕事や学校に知られてしまうのでは」といった不安が一気に押し寄せます。刑事事件の仕組みや、加害者家族の立場・権利を知らないまま動くと、警察や被害者への対応で混乱しやすくなります。加害者家族が知っておくべき基本を押さえておくことで、どこまで協力すべきか、どこからは無理をしなくてよいのかを判断しやすくなり、結果として本人の防御や被害者への誠実な対応にもつながりやすくなります。
まずは、刑事事件と加害者家族の立場について、基本的な意味を整理しておきましょう。
刑事事件とは、刑法などの刑罰に関する法律に違反したと疑われる行為について、警察や検察が捜査し、裁判所が有罪・無罪や刑罰を決める手続のことです。逮捕された本人は「被疑者(容疑者)」と呼ばれ、起訴されると「被告人」と呼ばれます。一方、加害者家族は、法律上は事件の当事者ではなく、原則として刑事責任を負いません。ただし、示談(被害者との話し合いによる解決)や謝罪、生活の立て直しなどで重要な役割を担うことが多く、加害者家族が知っておくべき基本を理解しておくことが大切です。
加害者家族の方からは、立場や責任について、さまざまな誤解や不安の声が聞かれます。
よくある誤解として、「家族が犯罪をしたら、自分も逮捕される」「家族だから被害者への賠償を必ず支払わなければならない」といったものがあります。通常、犯罪行為をしていない家族が刑事責任を問われることはありませんし、民事上の賠償も、本人とは別に家族が必ず支払う義務があるわけではありません。ただ、家族が任意で示談金を負担するといった対応を選ぶことはあります。また、「警察に何でも正直に話せば家族は守ってもらえる」と考えがちですが、話した内容が本人に不利に働く場合もあるため、加害者家族が知っておくべき基本として、事前に弁護士など専門家に相談することが望ましいです。
次に、家族が逮捕されたときに、加害者家族がどのような流れで対応していくかの基本を見ていきます。
家族が逮捕されたと知らされたら、まずは逮捕場所や容疑、勾留されている警察署・拘置施設を確認します。そのうえで、面会(接見)できるかどうか、いつから可能かを警察に問い合わせます。早い段階で刑事事件に詳しい弁護士に相談し、本人への接見や今後の見通し、示談の必要性などを確認するとよいです。被害者がいる事件では、謝罪や示談の進め方について、感情を逆なでしないよう慎重に進める必要があります。また、職場や学校への連絡、家計の見直しなど、生活面の整理も並行して行うことになります。こうした一連の流れを知っておくことが、加害者家族が知っておくべき基本の一つです。
最後に、加害者家族として行動するときに、特に注意しておきたいポイントを確認します。
まず、被害者やその家族に、独断で直接連絡したり、突然自宅を訪問したりすることは避けたほうがよいです。かえって不信感や怒りを強め、示談が難しくなるおそれがあります。また、インターネットやSNSで事件について弁明したり、相手を非難したりすると、名誉毀損やプライバシー侵害につながる危険があります。報道対応についても、むやみに取材に応じると、誤った形で報道されることがあります。加害者家族が知っておくべき基本として、「一人で抱え込まず、早めに弁護士や支援団体に相談する」「感情的に動かず、記録を残しながら冷静に対応する」ことが望ましいです。
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