夫からのモラハラかもしれないと感じたとき、どこに相談すればいいのか分かりません｜モラハラの無料相談事例

ご相談内容

結婚して8年目、子どもは小学生が1人います。ここ数年、夫の言動に違和感を覚えることが増え、「これってモラハラなのでは？」と思うようになりました。

夫は大声で怒鳴ったり、物を壊したりすることはありませんが、私の言うことを否定したり、ささいなミスを長時間責め続けたりします。例えば、家計管理について少しでも意見をすると、「お前は何も分かっていない」「だから仕事も続かなかったんだ」と過去のことまで持ち出して責められます。

また、私が体調を崩して寝込んでいても、「自己管理ができていない」「甘えているだけだ」と言われ、心配されているというより、責められているように感じます。外では普通に会話もできますし、周りからは「優しそうなご主人」と言われるので、私の感じ方がおかしいのかと自分を責めてしまうこともあります。

最近は夫の機嫌をうかがって生活するようになり、常に緊張している状態です。夜もよく眠れず、仕事中も夫の顔色を思い出してしまい、集中できません。これがモラハラなのか、ただの夫婦喧嘩なのか、自分では判断がつかず混乱しています。

モラハラ 相談 をインターネットで検索してみると、いろいろな情報が出てきますが、どこに、何を、どう相談すればいいのか分からず、結局何もできないまま時間だけが過ぎています。友人や家族に話しても、「夫婦ならよくあること」「もう少し我慢してみたら」と言われてしまい、ますます自分の感じ方に自信が持てなくなりました。

このような状況は、モラハラにあたるのでしょうか。また、モラハラの相談は、どこに、どのようにすればよいのでしょうか。今後、子どもへの影響も心配で、どう動き出せばいいのか教えていただきたいです。

「モラハラ 相談」悩み解決の3ステップ

• 【ステップ１】自分の感じている苦しさを「事実」と「気持ち」に分けて整理する
• 【ステップ2】身近な人以外の「第三者」にモラハラ相談をしてみる
• 【ステップ3】今すぐできる「自分と子どもを守るための準備」を少しずつ進める

ステップ1.自分の感じている苦しさを「事実」と「気持ち」に分けて整理する

まずは、夫の言動がモラハラにあたるかどうかを他人に判断してもらう前に、自分の中で起きていることを整理することが大切だと感じました。

私の場合、「大声で怒鳴られたり、手をあげられたりしていないから、モラハラとは言えないのでは」と思い込んでいましたが、実際には、日常的な否定的な言葉や、長時間責められることによる精神的な疲れが積み重なっていました。

そこで、ノートに次のように書き出してみました。

・事実として起きたこと（言われた言葉、された行動、日時）
・そのとき自分がどう感じたか（怖かった、悲しかった、申し訳なくなった、など）
・その後の自分の行動の変化（機嫌をうかがうようになった、眠れなくなった、など）

「事実」と「気持ち」を分けて書くことで、「自分が大げさに受け止めているだけなのでは」という自責の気持ちから少し離れ、冷静に状況を見つめるきっかけになりました。また、後でモラハラ 相談 をする際にも、具体的な状況を説明しやすくなると感じました。

ステップ2.身近な人以外の「第三者」にモラハラ相談をしてみる

次に、家族や友人ではなく、利害関係のない第三者に話を聞いてもらうことを意識しました。身近な人に相談すると、「夫婦ならよくあること」「どこの家庭も同じ」といった反応が返ってくることがあり、かえって自分を責めてしまうことがあったからです。

インターネットで「モラハラ 相談」と検索すると、以下のような相談先が見つかりました。

・自治体の配偶者暴力相談窓口や女性相談窓口
・DV・モラハラ被害者支援の民間団体の電話相談やメール相談
・法テラスなどの法律相談（無料相談枠がある場合も）

最初から「これはモラハラです」と決めつけて相談する必要はなく、「夫の言動に違和感があり、モラハラかどうか分からない」「自分の感じ方が正しいのか知りたい」といった形で話し始めてもよいと説明されている窓口も多く、少し気持ちが楽になりました。

実際に電話相談を利用してみると、「あなたがつらいと感じていること自体が大事なサインです」と言われ、自分の感覚を否定しなくていいのだと感じられました。相談員の方からは、今の状況がどのようなリスクを含んでいるか、子どもへの影響をどう考えるかなど、感情だけでなく具体的な視点も教えてもらえました。

ステップ3.今すぐできる「自分と子どもを守るための準備」を少しずつ進める

モラハラ相談を通じて、「今すぐ別居や離婚を決めなくても、自分と子どもを守るための準備は少しずつ進めてよい」と教えてもらいました。

具体的には、次のようなことを意識し始めました。

・夫の言動をメモや日記の形で記録しておく
・自分名義の通帳や身分証、保険証などの保管場所を把握しておく
・信頼できそうな相談窓口や支援団体の連絡先をメモしておく
・心身の不調が続く場合は、心療内科やカウンセリングも検討する

これらは、すぐに大きな決断をするためではなく、「いざというときに動けるようにしておく」ための準備だと説明されました。準備をしていること自体が、心の支えにもなりました。

また、子どもの前での夫婦のやり取りが子どもにどのような影響を与えるかについても、相談窓口で丁寧に説明を受けました。子どもの様子（表情、学校での様子、寝つきなど）を注意して見るようになり、必要であれば学校のスクールカウンセラーや児童相談所などにも相談できることを知りました。

まとめ

• 夫の言動に違和感や恐怖心を覚えていても、「これがモラハラなのか」「自分が我慢すべきなのか」と迷い、誰にも相談できずに一人で抱え込んでしまうことがあります。しかし、モラハラかどうかをはっきり決める前の段階でも、モラハラ 相談 の窓口を利用してかまわないことを知り、気持ちが少し軽くなりました。
  
  まずは、自分の心と体に起きていることを「事実」と「気持ち」に分けて整理し、そのうえで、身近な人以外の第三者に話を聞いてもらうことが大切だと感じました。相談を通じて、自分の感じ方を否定せずに受け止めてもらえるだけでも、状況を冷静に見つめ直すきっかけになります。
  
  すぐに答えを出さなくても、記録を残したり、相談先を確保したりといった「備え」をしておくことで、自分と子どもを守る選択肢が広がります。一人で抱え込まず、利用できるモラハラ相談の窓口を活用しながら、少しずつ自分のペースで今後のことを考えていくことが大切だと感じました。

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