先日、近所のクリニックで健康診断を受けました。医師からは「特に大きな問題はなく、様子を見ていきましょう」と説明を受け、その場では安心して帰りました。
ところが、後日郵送されてきた検査結果の用紙をよく読むと、医師の説明と違うように感じる点がいくつかありました。例えば、当日は「血糖値は少し高めだけど、基準値内です」と言われた記憶があるのですが、結果表には基準値を少し超えている数値が記載されており、「要経過観察」と書かれていました。
自分なりにインターネットで調べてみると、その数値は糖尿病予備軍の可能性もあると書かれていて、一気に不安になってしまいました。検査結果が説明と違うのではないか、医師の説明に誤解があったのか、それとも私の聞き間違いなのか、頭の中がぐるぐるしています。
家族に相談すると「もう一度病院に行って聞いてみたら」と言われるのですが、クレームのように受け取られないか心配で、なかなか電話をかける勇気が出ません。医療トラブルというほど大げさなことなのか、自分が神経質になりすぎているだけなのかも分からず、どう対応するのがよいのか悩んでいます。
検査結果が説明と違うと感じたとき、どのように確認したり相談したりすればよいのでしょうか。また、もし説明不足や行き違いがあった場合、どこに相談すればいいのかも知りたいです。
検査結果の用紙を見たら、医師から聞いた説明と違うように感じて不安になっている相談です。医療トラブルとまでは言えないかもしれないものの、「検査結果が説明と違う」ときにどう動けばよいのか分からず、戸惑っている様子が伝わってきます。
まずは、検査結果の用紙と当日のメモや記憶を整理することが大切です。
・検査結果のどの項目が、当日の説明と違うと感じるのか
・医師から実際にどのような言葉で説明を受けたのか
・自分が不安に感じているポイント(病名、数値、今後のリスクなど)はどこか
これらを書き出しておくと、「なんとなく不安」から「ここが分からない」という状態に変わり、医師にも具体的に質問しやすくなります。
また、検査結果の数値は基準値を少し外れていても、年齢や持病、生活習慣などを踏まえて総合的に判断されることがあります。そのため、用紙だけを見てインターネットの情報と比べると、余計に不安が大きくなってしまうこともあります。まずは事実関係を整理し、「どこが説明と違うと感じるのか」を自分の中で明確にしておくことが、次のステップにつながります。
次に、検査を受けた医療機関に連絡し、検査結果について改めて説明を受けることを検討します。「クレームになってしまうのでは」と心配になるかもしれませんが、検査結果の内容を確認することは患者として当然の権利です。
電話をする際は、例えば次のように伝えると、落ち着いて相談しやすくなります。
・「先日検査を受けた者ですが、結果の用紙を見て、当日の説明と違うように感じるところがあり、不安でして…」
・「血糖値の数値について、もう一度詳しく教えていただけますか」
このように、「責める」のではなく「よく理解したい」という姿勢で伝えると、医療側も説明しやすくなります。可能であれば、再診の予約を取り、検査結果の用紙を持参して直接説明を受けると、疑問点を一つずつ確認できます。
それでも納得できない場合や、説明が不十分だと感じる場合には、別の医療機関でセカンドオピニオンを受ける方法もあります。検査結果が説明と違うと感じたときに、複数の医師の意見を聞くことで、自分の状態をより客観的に把握しやすくなります。
医師に確認してもなお不安が残る場合や、説明不足が続いていると感じる場合には、医療トラブルに対応している相談窓口を利用することも検討できます。
各都道府県には、医療安全支援センターや医療相談窓口が設置されていることが多く、患者と医療機関の間で起きた「説明と認識のずれ」についても相談に乗ってくれます。そこでは、
・検査結果と説明内容のどこに食い違いがあるのか
・今後、どのように医療機関と話し合えばよいのか
・必要に応じて、どのような専門家に相談すべきか
といった点について、第三者の立場からアドバイスを受けることができます。
また、医療トラブルが深刻だと感じる場合には、医療問題に詳しい弁護士や、医療ADR(裁判外紛争解決手続)などの制度を利用する選択肢もあります。ただし、いきなり法的な手段を考えるのではなく、まずは「事実関係の確認」と「丁寧な説明の要請」から始めることが、円滑な解決につながりやすいとされています。
検査結果が説明と違うと感じたとき、一人で抱え込まずに、こうした相談機関を上手に活用することで、不安を少しずつ整理していくことができます。
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