家族が逮捕されたと知らされたとき、多くの方が「何をすればいいのか」「弁護士に相談すべきか」と強い不安を感じます。この記事では、家族が逮捕された直後から弁護士相談まで、落ち着いて取るべき行動を5つのステップで整理してお伝えします。
家族が逮捕されたと知ったら、感情的になる前に、事実関係を落ち着いて整理することが大切です。
警察からの連絡や、家族や知人を通じて「家族が逮捕された」と知った場合、まずは逮捕された警察署名や担当部署、逮捕された日時や容疑(どのような犯罪の疑いか)を確認するようにしましょう。分からない点があれば、警察署に電話して、家族が逮捕されているか、どのような容疑なのかを丁寧に尋ねることができます。この段階では、無理に詳しい事情を聞き出そうとするよりも、最低限の情報を整理してメモに残しておくことが大切です。後で弁護士に相談するときにも、「いつ・どこで・どんな容疑で家族が逮捕されたのか」という基本情報が役立ちます。
逮捕後の面会には制限があるため、会えるかどうかと、その条件を事前に確認しておきましょう。
家族が逮捕された場合、すぐに会えるとは限らず、事件の内容によっては一定期間、家族との面会が制限されることがあります。まずは逮捕された警察署に連絡し、家族との面会が可能か、可能な場合は面会時間や必要な持ち物、人数制限などのルールを確認しましょう。面会ができる場合でも、事件に関する詳しい話は制限されることが多く、会話の内容が警察官に聞かれていることもあります。そのため、面会では「体調はどうか」「困っていることはないか」など、家族の様子を確認することを中心にし、事件の細かい内容は後で弁護士に相談してもらう方が望ましいです。
家族が逮捕されたときは、できるだけ早い段階で弁護士に相談することが重要です。
逮捕されてからの時間の経過によって、その後の手続きや家族の状況が大きく変わることがありますので、早めに刑事事件を扱う弁護士に相談することが望ましいです。弁護士相談では、家族が逮捕された経緯や現在分かっている情報を伝え、今後の流れや考えられる選択肢、接見(弁護士が本人に会いに行くこと)の必要性などについて説明を受けることができます。弁護士を探す際には、刑事事件の経験があるか、家族との連絡方法や費用の見積もりを丁寧に説明してくれるかといった点を確認すると安心です。「どの弁護士に相談すればよいか分からない」と感じる場合でも、まずは相談窓口を利用して、状況を話してみることが一歩になります。
逮捕後の手続きの大まかな流れを知り、家族としてできるサポートを確認しておきましょう。
家族が逮捕された場合、通常は「逮捕」「勾留(一定期間身柄を拘束すること)」「起訴・不起訴の判断」といった流れで手続きが進みます。弁護士に相談すると、今どの段階にあるのか、今後いつ頃どのような判断がされる可能性があるのかを教えてもらえることが多いです。家族としては、本人の生活や仕事の状況、これまでの経緯など、弁護士が裁判所や検察官に伝える際に役立つ情報を整理しておくとよいでしょう。また、保釈金が必要になる可能性もあるため、家計の状況や親族の協力の見込みなども、早めに話し合っておくと安心です。
家族が逮捕された問題は長期化することもあるため、弁護士と連携しながら無理のない形で向き合うことが大切です。
刑事事件は、逮捕された直後だけでなく、その後の勾留期間や起訴後の裁判など、長い時間をかけて進んでいくことがあります。家族として不安や負担を感じるのは自然なことですので、一人で抱え込まず、定期的に弁護士に相談しながら状況を確認していくことが望ましいです。弁護士には、家族が逮捕されたことによる仕事や学校への影響、周囲への説明の仕方など、法律以外の不安も含めて相談することができます。分からないことや心配なことがあれば、その都度メモにして弁護士相談の際に質問し、少しずつ不安を減らしていくことが大切です。
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