SNSのアカウント乗っ取りに気づいたとき、「何からすればいいのか」「法的に問題にならないか」と不安になる方は多いです。この記事では、アカウント乗っ取りの基本対応と、知っておきたい法律の基本をやさしく解説します。
アカウント乗っ取りは、放置すると自分だけでなく周囲の人にも被害が広がるおそれがあるため、基本対応を知っておくことが大切です。
アカウント乗っ取りは、勝手に投稿された内容やメッセージが「自分の発言」と受け取られ、信用を失ったり、トラブルに巻き込まれたりするおそれがあります。また、詐欺まがいの勧誘や、なりすましによる誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう:悪口や名誉を傷つける行為)に利用されることもあります。アカウント乗っ取りの基本対応を知っておくことで、被害を最小限に抑え、必要に応じて警察や専門家に相談するといった適切な行動につなげやすくなります。
まずは、アカウント乗っ取りとその法律上の位置づけについて、基本から整理します。
アカウント乗っ取りとは、SNSやメールなどのログイン情報を第三者に不正に使われ、自分のアカウントを勝手に操作されることをいいます。法律的には、「不正アクセス禁止法」という法律で、他人のIDやパスワードを無断で使ってログインする行為は原則として禁止されています。また、乗っ取られたアカウントで詐欺的なメッセージを送った場合には、詐欺や名誉毀損(めいよきそん:人の社会的評価を下げる行為)など、別の犯罪に関わる可能性もあります。こうした背景を知ることで、アカウント乗っ取りの基本対応の重要性が理解しやすくなります。
アカウント乗っ取りについては、対応を誤りやすいポイントや、よくある誤解も少なくありません。
「パスワードを変えたからもう安心」と考えてしまう方は多いですが、端末自体にウイルスが入っている場合や、他のサービスと同じパスワードを使い回している場合には、再びアカウント乗っ取りが起きるおそれがあります。また、「勝手に投稿された内容だから自分には責任がない」と思い込むのも危険です。実際には、被害を受けた相手から説明や謝罪を求められることもあり、放置するとトラブルが長引くことがあります。アカウント乗っ取りの基本対応として、証拠を残す、運営会社に報告する、周囲に注意喚起するといった行動も重要になります。
アカウント乗っ取りに気づいたときの、基本的な対応の流れをイメージしておくと、いざというときに慌てずに済みます。
まず、ログインできる場合はすぐにパスワードを変更し、二段階認証(ログイン時に追加の確認コードを求める仕組み)を設定するといった基本対応を行います。同時に、乗っ取りの痕跡として、不審な投稿やメッセージの画面をスクリーンショットで保存しておくと、後で運営会社や警察に相談する際の証拠になります。そのうえで、SNSの運営会社に「アカウント乗っ取りの疑いがある」と報告し、必要に応じて一時停止や復旧の手続きを依頼します。友人・フォロワーには、乗っ取り被害にあったことと、不審なメッセージを開かないよう注意喚起することも、被害拡大を防ぐ基本対応の一つです。金銭被害や深刻な誹謗中傷がある場合には、警察や専門家への相談も検討されます。
アカウント乗っ取りの基本対応を行う際には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
まず、あわてて不審なアプリやサイトにパスワードを入力し直してしまうと、さらに情報を盗まれるおそれがあります。公式アプリや正規のログイン画面かどうかを必ず確認することが望ましいです。また、乗っ取り被害をSNS上で感情的に書き込むと、相手を特定して名指しで非難してしまい、逆に名誉毀損などのトラブルにつながることもあります。被害が大きい場合や、誰かから責任を追及されている場合には、自分だけで判断せず、早めに警察相談窓口や法律の専門家に相談するといった方法があります。アカウント乗っ取りの基本対応は、「証拠を残す」「冷静に公式窓口へ連絡する」ことを意識することが大切です。
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