浮気について教えてください。
浮気されたとき、まず何をすればいい?
感情的に相手を責める前に、事実を落ち着いて確認し、証拠を残しつつ、今後どうしたいか自分の気持ちを整理することが大切です。離婚や慰謝料を考えるなら、早めに専門機関や相談窓口に相談しましょう。
浮気が発覚すると、怒りやショックで冷静な判断が難しくなります。
浮気を疑ったり、発覚したときは、まず「事実の確認」と「証拠の確保」が重要です。相手のスマホやSNSの画面、メール、ホテルの領収書、LINEのやり取り、写真などは、後で話し合いをするときや、離婚・慰謝料を求める場面で役立つことがあります。
ただし、相手のスマホを勝手に覗いたり、無理にパスコードを解除する行為は、プライバシー侵害など別のトラブルにつながるおそれもあります。できる範囲で、目に入った情報をスクリーンショットやメモで残す程度にとどめ、危ない行為は避けましょう。
次に大切なのは、「自分がどうしたいか」を整理することです。
・関係を修復したいのか
・別居や離婚を考えているのか
・慰謝料を請求したいのか
など、今すぐ結論を出せなくても、「何が一番つらいのか」「どこまでなら許せるのか」を紙に書き出すだけでも、気持ちが整理しやすくなります。
子どもがいる場合や、住宅ローン・生活費の問題がある場合は、感情だけで動くと後で困ることも多いです。公的な相談窓口(市区町村の相談窓口、男女共同参画センター、法テラスなど)を利用し、今後の生活やお金の見通しも含めて相談すると、選択肢が見えやすくなります。
浮気トラブルでは、感情的な行動が後で自分を苦しめることがあります。
よくあるトラブルとして、次のようなケースがあります。
・相手や浮気相手を激しく責めて暴力や暴言に発展し、逆に「モラハラ」「DV」と主張されてしまう
・怒りの勢いで家を飛び出したり、すぐに離婚届にサインしてしまい、財産分与や養育費などの条件を何も決めないまま不利な状況になる
・浮気相手に直接連絡し、職場にばらす・家族に言うなどと過度に脅してしまい、名誉毀損や脅迫と受け取られる可能性が出てくる
・証拠を消してしまったり、感情的なLINEだけを大量に送ってしまい、後から冷静な話し合いがしづらくなる
また、「一度だけだから」「もうしないと言っているから」と、きちんと話し合いをしないままうやむやにすると、同じことが繰り返されることも少なくありません。許すにしても、今後の約束事や生活のルールを具体的に決めておかないと、自分だけが我慢し続ける形になりがちです。
浮気の内容や期間、相手との関係(職場・友人・既婚者かどうか)によって、取れる対応や請求できるお金の範囲も変わります。ネットの情報だけで判断せず、自分のケースに当てはめて考えることが大切です。
浮気されたときは、まず「証拠を残す」「感情的な行動を控える」「一人で抱え込まない」の3つを意識しましょう。
1. 証拠を残す
・見てしまったメッセージや写真は、日時が分かる形でスクリーンショットを保存
・ホテルのレシートやクレジットカード明細なども、可能ならコピーや写真を残す
・日記のように、いつ・どんなことがあったかメモしておく
2. 感情的な行動を控える
・暴力や大声での罵倒、相手の職場や家族への過度な連絡は控える
・すぐに離婚届にサインしない、相手の言いなりで条件を決めない
3. 相談できる人・窓口を確保する
・信頼できる友人や家族に話を聞いてもらい、気持ちを整理する
・市区町村の相談窓口、男女相談窓口、法テラスなど、公的な機関を利用してみる
・お金や子どものことが絡む場合は、複数の情報源から話を聞き、比較しながら判断する
最終的に「別れる」「やり直す」どちらを選ぶにしても、自分の心と生活を守ることが一番大切です。焦って結論を出さず、少し時間をかけて情報を集め、自分が納得できる選択をするようにしましょう。
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