夫婦関係がうまくいかず、別居を考えているものの「本当に別居してよいのか」「生活や子どもへの影響が不安」と悩む方は少なくありません。この記事では、別居を検討するときから実際に別居を始めるまでに、どのような点を整理し、どんな準備をしておくとよいかを5つのステップで分かりやすく解説します。
感情だけで動かず、別居を考えるに至った理由を客観的に整理することが大切です。
まずは、なぜ別居を考えるようになったのか、夫婦関係の状況やこれまでの経緯を紙に書き出してみましょう。別居を決める前に、自分が一番つらいと感じている点や、相手にどのような改善を求めてきたのかを整理しておくことが役立ちます。別居は、離婚に進む場合だけでなく、距離を置いて関係を見直すための方法として選ばれることもあります。別居の目的が「関係修復のため」なのか「離婚を見据えた準備」なのかを、自分の中で一度確認しておくことが望ましいです。
別居を始める前に、生活費や住まい、子どもの生活環境をできる限り具体的にシミュレーションしておきましょう。
別居をすると、今までとお金の流れや生活スタイルが大きく変わります。家賃や光熱費、食費など、別居後に自分で負担する生活費を試算し、収入でまかなえるかを確認しておくことが大切です。子どもがいる場合は、どちらと一緒に暮らすのか、学校や保育園への通学・通園に支障がないか、面会交流(別居親と子どもが会う機会)をどうするかなども考えておきましょう。別居後の生活があいまいなままだと、不安が大きくなり、トラブルにもつながりやすいため、できる範囲で具体的にイメージしておくことが望ましいです。
別居中の生活費の分担について、法律上の考え方を知り、話し合いの準備をしておきましょう。
夫婦が別居しても、法律上はまだ婚姻関係が続いているため、収入の多い側が生活費を分担する「婚姻費用」という考え方があります。別居を始める前に、相手の収入や自分の収入、おおよその生活費を把握し、どのくらいの金額を負担してもらいたいか目安を考えておくとよいでしょう。話し合いの際には、「別居後も子どもの生活水準をできるだけ落としたくない」「自分の生活も最低限成り立つようにしたい」といった希望を、感情的にならずに伝えることが大切です。婚姻費用の相場や計算方法は、家庭裁判所の基準が参考になるため、事前に情報を調べたり、専門家に相談したりすることも検討してみてください。
安全面と今後の関係性を意識しながら、別居の意思や希望条件をどのように伝えるかを慎重に選びましょう。
別居の話し合いは、感情がぶつかりやすく、口論になってしまうことも少なくありません。暴力や強いモラハラがある場合は、直接対面で話すことを避け、第三者を交えたり、書面やメールで別居の意思を伝えたりする方法も考えられます。比較的話し合いができる関係であれば、「別居は一時的な距離を置くためなのか」「離婚も視野に入れているのか」「生活費や子どものことをどうしたいのか」といった点を、できるだけ冷静に説明することが望ましいです。別居の開始日や新しい住所をどこまで伝えるかについても、安全面やプライバシーを考慮しながら決めていきましょう。
別居が始まったら、その後の状況を記録しながら、必要に応じて専門家のサポートを受けることが重要です。
別居後は、生活費の支払い状況や、子どもとの面会の様子、相手とのやり取りなどを、日付とともにメモやメールで残しておくと、後の話し合いや調停・離婚手続きの際に役立ちます。別居が長期化したり、生活費が支払われない、子どもに会わせてもらえないなどのトラブルが起きたりした場合は、一人で抱え込まず、法律の専門家や公的な相談窓口に早めに相談することが望ましいです。別居は心身ともに負担が大きいため、法的なことだけでなく、心のケアのためにカウンセリングや支援団体を利用することも選択肢の一つです。状況を客観的に整理しながら、今後どうしていきたいかを少しずつ考えていきましょう。
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