サービス残業や長時間労働などの労働問題で心身ともに追い詰められていても、どう動けばよいか分からず不安に感じている方は多いです。この記事では、よくある労働問題に直面したときに、状況を整理し、会社と向き合い、必要に応じて専門機関や専門家を活用していくための基本的な5つのステップをお伝えします。
労働問題かどうかを判断するためには、感覚だけでなく客観的な事実を整理することが大切です。
最初のステップとして、出退勤時間、休憩時間、残業時間、休日出勤の有無など、日々の働き方をできる範囲で記録し直してみましょう。タイムカードや勤怠システムの記録、シフト表、メールの送受信時間、業務指示のチャット履歴など、労働問題を示す可能性のある資料を集めておくことも重要です。残業代が支払われていない場合は、実際に働いた時間と支払われた賃金を比べて、どのくらい差があるのかをメモしておきます。上司からのパワハラ的な発言や、無理なノルマによる長時間労働なども、日付と内容を簡単にメモしておくと、後で労働問題として相談しやすくなります。
自分の置かれている状況が労働問題にあたるかどうかを知るには、会社との約束事と法律上のルールを確認することが欠かせません。
次に、入社時にもらった労働契約書や雇用契約書、会社の就業規則、給与明細などを見直し、自分の労働条件がどう定められているかを確認しましょう。所定労働時間、残業の扱い、割増賃金(残業代)の計算方法、休日や有給休暇の取り扱いなどをチェックすることで、今の働き方がルールに沿っているか、労働問題といえる状態かが見えてきます。就業規則が社内ネットワークにしかない場合は、総務や人事に「就業規則を確認したい」と伝えて閲覧させてもらうことができます。法律の細かい内容まですべて理解できなくても、「自分の労働条件と実際の働き方にズレがあるか」を意識して見ることが、労働問題を整理する第一歩になります。
いきなり一人で会社と対立するのではなく、第三者に相談しながら話し合いの方法を考えることが望ましいです。
労働問題だと感じても、すぐに上司に詰め寄ると関係が悪化してしまうおそれがありますので、まずは社内外の相談窓口を活用することを検討しましょう。社内に労働相談窓口や人事部、ハラスメント相談窓口があれば、記録した事実をもとに冷静に状況を伝え、残業代の支払い改善や長時間労働の是正について相談します。社内で相談しにくい場合や、会社ぐるみで労働問題が起きていると感じる場合は、労働基準監督署や自治体の労働相談窓口、労働組合など、外部の公的機関に相談する方法もあります。こうした窓口では、会社との話し合いの進め方や、どこからが違法な労働問題にあたるのかについて、一般の方にも分かりやすく説明してもらえることが多いです。
話し合いだけで労働問題が改善しない場合は、証拠をもとに公的な手続きや書面での請求を検討します。
会社との話し合いをしても残業代が支払われない、長時間労働が改善されないといった場合には、労働基準監督署への相談・申告を検討することができます。これまで整理してきた勤務時間の記録や給与明細などを持参すると、労働問題の内容を具体的に伝えやすくなります。また、未払い残業代の支払いを求める場合には、内容証明郵便という形で会社に対して正式に請求書を送る方法もあります。どの方法が自分の労働問題に合っているかはケースによって異なるため、焦らずに相談機関や専門家のアドバイスを受けながら進めることが大切です。
労働問題の解決は、目先のトラブル対応だけでなく、心身の健康や今後のキャリアも含めて考えることが重要です。
長時間労働やパワハラなどの労働問題が続くと、心身の不調や将来への不安が大きくなり、一人で抱え込んでしまいがちです。状況によっては、弁護士や社会保険労務士などの専門家に相談し、未払い残業代の請求や退職の進め方、損害賠償請求の可能性など、法的な選択肢を整理してもらうことも考えられます。また、転職支援サービスや産業医、メンタルヘルスの相談窓口などを活用し、今後どのような働き方を目指すかを一緒に考えてもらうことも有効です。労働問題は、適切なサポートを受けながら進めることで、少しずつでも前に進みやすくなります。
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