30代前半のシングルマザーです。小学生の息子が、家庭の事情から一時的に児童養護施設で生活しています。私自身も生活を立て直している途中で、児童相談所とも相談しながら、いずれは一緒に暮らしたいと考えています。
悩んでいるのは、元夫との「面会制限」をめぐるトラブルです。元夫とは離婚しており、親権と監護権は私が持っています。離婚の原因は、価値観の違いや言い争いが多かったこと、金銭面の不安定さなどで、子どもの前でも口論が増えてしまい、結果として児童相談所の介入につながりました。
現在、児童養護施設の職員さんや児童相談所の担当者と話し合いながら、私と息子の面会は月に数回、落ち着いた形で行えています。一方で、元夫は「父親なんだからいつでも会わせろ」「児童養護施設にいるからこそ、父親との時間が必要だ」と主張し、施設に直接連絡を入れたり、私に対しても頻繁に連絡をしてきます。
施設側からは、子どもの気持ちの負担や、これまでの家庭状況を踏まえて、元夫との面会は回数や時間を調整しながら慎重に進めたいと言われています。私も、急に頻繁な面会をすると息子が混乱してしまうのではないかと心配しています。しかし元夫は「面会制限なんておかしい」「児童養護施設が勝手に決めている」と納得せず、私が制限に同意していることにも強く不満を持っているようです。
児童養護施設での面会制限は、どのような基準で決められるものなのでしょうか。また、親権者である私の意向と、実父としての元夫の希望が食い違う場合、どのように調整していくのが現実的なのでしょうか。男女問題としての離婚後の関係性もこじれており、話し合いをしようとしても感情的になってしまい、冷静に進められません。
子どものために何が一番よいのか、児童養護施設の面会制限についてどこまで私が判断してよいのか、そして元夫との距離感をどう保てばよいのか、アドバイスをいただきたいです。
児童養護施設に子どもが入所している場合、実の父母との面会をどう調整するかは、とてもデリケートな問題です。特に離婚後で男女関係がこじれていると、面会制限をめぐって感情的な対立が起きやすくなります。ここでは、児童養護施設での面会制限の考え方と、元パートナーとの向き合い方を、段階を追って整理していきます。
まず、児童養護施設での面会制限は、親を一方的に遠ざけるためのものではなく、「子どもの安全と心の安定」を最優先に考えて決められることが多いです。児童相談所が関わっている場合は、施設だけでなく担当の児童福祉司も含めて、子どもの状態やこれまでの家庭状況を踏まえながら、面会の頻度や時間、場所などを検討します。
面会制限が検討される背景には、過去の夫婦間の激しい口論を子どもが見て不安を感じていたり、親の言動によって子どもが混乱しやすい状況があったりすることがあります。親権の有無にかかわらず、「今の子どもにとって負担にならないか」という視点で、児童養護施設と児童相談所が慎重に判断しているケースが多いです。
相談者さんの場合も、施設側が面会制限を提案しているのは、元夫を否定したいからではなく、子どもの気持ちの揺れやストレスをできるだけ抑えたいという意図があると考えられます。まずは、児童相談所の担当者や施設職員に、面会制限の理由や基準を具体的に確認し、「なぜ今このペースなのか」を丁寧に聞いてみることが大切です。そのうえで、自分の不安や元夫の主張も共有し、第三者を交えた形で整理していくと、感情だけでぶつかり合う状況を少し和らげやすくなります。
次に、法律上の立場と、実際の関わり方を分けて考えてみることが役立ちます。親権者である相談者さんには、子どもの生活や教育、医療などについて決定する大きな権限と責任があります。一方で、親権を持たない親にも、子どもと交流すること自体が直ちに否定されるわけではなく、子どもの利益に反しない範囲で面会交流が認められることもあります。
ただし、児童養護施設に入所している場合は、家庭裁判所で決めた面会交流の取り決めがあっても、そのまま適用するのではなく、児童相談所や施設が子どもの状況に応じて調整することがあります。ここで重要なのは、「親の権利」だけでなく、「今の子どもの心身の状態」を中心に考える視点です。
元夫が「父親だからいつでも会えるはずだ」と強く主張していると、相談者さんとしては防衛的になりやすく、男女問題としての過去のわだかまりも刺激されてしまうかもしれません。その場合、自分一人で元夫と直接やり取りを続けるのではなく、児童相談所の担当者や施設職員に間に入ってもらい、「面会の頻度や方法は、子どもの様子を見ながら段階的に考えたい」と第三者の言葉として伝えてもらう方法もあります。
親権者としての判断に不安があるときは、家庭裁判所の家事相談や、弁護士の法律相談を利用して、「児童養護施設での面会制限と親権者の役割」について意見を聞いてみるのも一つの手です。自分の判断を一人で抱え込まず、専門家の視点を取り入れることで、元夫との話し合いにも一定の根拠を持って臨みやすくなります。
最後に、元夫との距離感をどう保つかについてです。離婚後の男女問題が尾を引いている場合、面会の話し合いそのものが、過去の不満や怒りをぶり返すきっかけになりがちです。その結果、子どもの前で言い争いになったり、連絡のやり取りがエスカレートしたりすると、子どもの不安が強くなってしまう可能性があります。
そのため、可能であれば、面会の具体的な日時や方法については、直接の電話やメッセージではなく、児童相談所や児童養護施設を通じて調整してもらう形を検討してみてください。施設側が間に入ることで、感情的なやり取りを避けやすくなり、「子どもの様子を見ながら、少しずつ面会の回数や時間を増やす」といった段階的な提案もしやすくなります。
また、元夫に対しては、「会わせたくない」のではなく、「子どもが混乱しないように、今はペースを考えたい」というメッセージを、できるだけ具体的に伝えることが大切です。例えば、「最近の子どもの様子」「面会後にどんな反応があるか」「夜眠れなくなっていないか」など、子どもの状態を共有しながら話すことで、元夫も少しずつ現状を理解しやすくなる場合があります。
相談者さん自身も、元夫とのやり取りで心身が疲れてしまうと、子どもとの面会に集中しづらくなってしまいます。必要であれば、カウンセリングや支援機関を利用して、自分の気持ちを整理する時間を持つことも、結果的には子どものためになることがあります。児童養護施設での面会制限は、永遠に続くものとは限りません。今は「子どもの心を守るための調整期間」と捉え、専門家と連携しながら、一歩ずつ状況を整えていくことが大切です。
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