結婚して10年になる夫との関係について相談させてください。
ここ数年、夫からのモラハラのような言動が増え、家にいるのがとても苦しくなっています。大声で怒鳴られたり、物を乱暴に扱われたりすることはあっても、直接手をあげられたことはありません。ただ、「お前はダメだ」「誰もお前なんか相手にしない」など、人格を否定されるような言葉を日常的に言われ続けていて、自分の価値が分からなくなってきました。
子どもは小学生が1人います。子どもの前でも夫の機嫌が悪くなることがあり、そのたびに子どもがビクッとしているのを見ると、このままの環境で育てていいのか不安になります。一方で、私自身が正社員ではなくパート勤務で収入も多くないため、離婚や別居を現実的に考えると、生活していけるのか心配で踏み出せません。
最近インターネットで調べていて、「npo 法人 全国 女性 シェルター ネット」という言葉を知りました。全国各地の女性シェルターとつながっている団体のようですが、私のように身体的な暴力がないケースでも相談してよいのか、迷っています。夫に知られずに相談できるのか、費用はかかるのか、子どもと一緒に避難することはできるのかなど、分からないことだらけです。
男女問題として、夫婦関係を修復するべきなのか、それとも距離を置く方向で考えるべきなのか、自分一人では判断できなくなっています。npo 法人 全国 女性 シェルター ネットのようなところに相談すると、どのようなサポートを受けられるのか、また、今の私が取るべき現実的なステップについてアドバイスをいただけないでしょうか。
夫からのモラハラ的な言動に悩みつつ、経済的な不安から離婚や別居に踏み出せない相談者。インターネットで「npo 法人 全国 女性 シェルター ネット」を知り、相談してよいのか、どのような支援があるのかを知りたいと感じています。ここでは、今の状況で取りうる現実的な選択肢と、NPO法人や女性シェルターの活用方法について整理していきます。
まず、現在の夫婦関係を冷静に整理することが大切です。身体的な暴力がなくても、人格を否定する言葉や威圧的な態度、生活費を十分に渡さない、外出や交友関係を過度に制限するなどの行為は、精神的・経済的なDV(ドメスティックバイオレンス)やモラハラとして扱われる場合があります。
相談者さんの場合、「お前はダメだ」「誰もお前なんか相手にしない」といった継続的な否定的発言や、子どもの前での威圧的な態度は、心身に負担をかける行為として見なされる可能性があります。自分が「つらい」「怖い」「家にいると落ち着かない」と感じている時点で、すでに安全や尊厳が損なわれているサインともいえます。
この段階では、
・いつ頃からどのような言動が増えたのか
・どのような場面で、どんな言葉を言われるのか
・子どもの様子や反応はどうか
・自分の心身の状態(眠れない、食欲がない、涙が出るなど)
を、メモや日記のような形で簡単に記録しておくと、後の相談や支援につながりやすくなります。スマートフォンのメモ機能など、夫に見つかりにくい形で残す工夫も検討してみてください。
「npo 法人 全国 女性 シェルター ネット」は、全国各地の女性シェルターや支援団体と連携し、DVやモラハラ、性暴力などに悩む女性の相談窓口につなぐ役割を担っている団体です。身体的な暴力があるかどうかにかかわらず、「パートナーとの関係がつらい」「家にいるのが怖い」と感じている段階で相談してよいと考えて大丈夫です。
多くの女性シェルターやNPO法人では、
・電話やメール、オンラインフォームでの無料相談
・匿名での相談(本名を名乗らなくてもよい場合も多い)
・夫や家族に知られないよう配慮した連絡方法
・必要に応じて一時保護施設(シェルター)への避難調整
・子どもと一緒に避難する場合のサポート
・今後の生活設計や公的支援(生活保護、母子家庭支援など)の情報提供
といった支援を行っています。
「いきなり避難するつもりはない」「離婚するかどうかも決めていない」という段階でも、まずは状況を聞いてもらい、選択肢を一緒に整理してもらうだけでも意味があります。npo 法人 全国 女性 シェルター ネットのような団体は、相談者の意思を尊重しながら、無理に特定の方向へ誘導しないことを大切にしているところが多いです。
相談の際には、先ほど整理したメモを手元に置き、「今の生活でつらいこと」「不安なこと」「子どもの様子」「経済的な状況(収入や貯金など)」を、話せる範囲で伝えると、より具体的なアドバイスや支援につながりやすくなります。
NPO法人や女性シェルターに相談しながら、今後の選択肢をいくつかの段階に分けて考えてみると、気持ちが少し整理しやすくなります。
【1】今すぐできる「自分と子どもの安全確保」
・夫の機嫌が悪くなりそうなタイミングやパターンを把握し、子どもを別室に移すなど、できる範囲で距離を取る
・信頼できる友人や実家の家族がいれば、「夫婦関係で悩んでいる」とだけでも共有し、いざというときに連絡できるようにしておく
・最寄りの警察署や配偶者暴力相談支援センターの電話番号を控えておく
【2】相談窓口を複数持つ
・npo 法人 全国 女性 シェルター ネットを入り口に、地域の女性相談センターや弁護士会の法律相談など、複数の窓口を知っておく
・自治体の「女性相談」「DV相談」「男女共同参画センター」などの窓口も確認し、無料相談日や予約方法をチェックする
【3】中長期的な生活設計
・パート勤務の時間を少し増やせるか、資格取得や転職など、収入を増やすための現実的な方法を、支援者と一緒に検討する
・別居や離婚を選ぶ場合に利用できる公的支援(児童扶養手当、ひとり親家庭の支援、保育料の減免など)について、自治体やNPOから情報を得る
・「今すぐ決める」のではなく、「半年〜1年かけて準備しながら考える」という時間軸を持つことで、焦りを少し和らげる
男女問題として、夫婦関係を修復するか、距離を置くかは、相談者さん自身の気持ちと安全、子どもの成長環境を総合的に見て決めていくことになります。一人で抱え込まず、npo 法人 全国 女性 シェルター ネットをはじめとした外部の専門機関とつながりながら、「今できること」を少しずつ積み重ねていくことが、結果的に大きな一歩につながります。
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