結婚して8年目、子どもは小学生が1人います。夫からのモラハラが続き、ここ1年ほど鬱のような状態になってしまい、どうしたらいいのか分からず相談させていただきます。
夫は外では穏やかで評判も良いのですが、家では私の言動を細かく否定したり、「お前は本当に要領が悪い」「そんなこともできないのか」といった言葉を日常的に言われます。大きな怒鳴り声をあげるわけではないのですが、ため息をつかれたり、無視されたり、機嫌が悪いときは物にあたるような態度をとられることもあり、家の中の空気が常にピリピリしています。
最初は「私がもっと頑張ればいい」と思っていましたが、次第に自分に自信が持てなくなり、仕事でもミスが増えました。夜も眠れない日が増え、朝起きるのがつらく、何をしていても気持ちが重くて、病院で相談したところ「鬱状態に近い」と言われました。医師からは、モラハラによるストレスが大きいのではないかと言われました。
夫に「言い方を少し変えてほしい」と伝えたこともありますが、「被害者ぶるな」「俺だって我慢している」と言われてしまい、話し合いになりません。私が泣いてしまうと「また面倒くさい」と言われ、さらに自分が悪いのだと感じてしまいます。
子どもの前で大きな口論になることは避けていますが、夫の不機嫌さや私への態度は子どもも感じ取っているようで、「パパ怒ってるの?」と不安そうに聞かれることがあります。このままの環境が子どもにとって良くないのではないかと心配です。
モラハラによる鬱のような状態から抜け出したい気持ちと、経済的な不安や子どものことを考えると、すぐに離婚に踏み切る勇気もありません。実家は遠方で、両親も高齢のため、頼れる人が少ない状況です。
モラハラと鬱が重なってしまった場合、どのように自分を守っていけばよいのでしょうか。また、離婚を考える場合、どのような準備やステップを踏めばよいのか、現実的なアドバイスをいただけると助かります。
夫からのモラハラが続き、鬱のような状態にまで追い込まれてしまうと、自分の判断に自信が持てなくなり、「私が悪いのでは」と自分を責めてしまいがちです。ここでは、モラハラと鬱が重なったときに考えたいポイントと、離婚も含めた今後の選択肢について、段階的に整理していきます。
まずは、「モラハラ」と「鬱」の関係を整理し、自分の状態をできるだけ客観的に見ることが大切です。
モラハラは、暴言や人格否定、無視、過度な束縛など、相手を精神的に追い詰める行為を指します。大きな怒鳴り声や手をあげるような行為がなくても、日常的な否定やため息、無視が積み重なることで、相手の自己肯定感を大きく傷つけてしまいます。
相談内容からは、夫からの否定的な言葉や態度が長期間続き、「自分が悪い」「自分がダメだから」と感じるようになっていることがうかがえます。これは、モラハラを受け続けた方に多く見られる反応であり、決して珍しいことではありません。
また、眠れない、朝起きるのがつらい、気持ちが重い、仕事でミスが増えるといった症状は、鬱状態のサインとしてよく見られます。医師から「鬱状態に近い」と言われているとのことですので、モラハラによる慢性的なストレスが、心身に影響を及ぼしている可能性があります。
この段階で意識してほしいのは、「今のつらさは、性格の弱さではなく、環境とストレスの影響で起きている」という視点です。自分を責めるのではなく、「今の私は、心も体もかなり疲れている」と認めることが、今後の選択を考えるうえでの土台になります。
可能であれば、心療内科や精神科での通院を継続し、症状や気持ちの変化を医師と共有していくことをおすすめします。診断書が出るような状態であれば、後々、離婚や別居を検討する際の資料としても役立つ場合があります。
モラハラと鬱が重なっているときは、「今すぐ離婚か、我慢するか」の二択で考えると、どちらも選べずに追い詰められてしまうことがあります。まずは、今すぐ大きな決断をするのではなく、「自分を守るための準備」を少しずつ進めていくイメージを持つとよいでしょう。
具体的には、次のようなステップがあります。
1. 信頼できる相談先を増やす
・すでに受診している医師に、家庭の状況やモラハラのことも含めて話してみる
・自治体の配偶者暴力相談支援センターや、女性相談窓口、DV・モラハラ相談窓口に連絡してみる
・可能であれば、友人やきょうだいなど、信頼できる人に一人だけでも打ち明けておく
「モラハラ 鬱」といったキーワードで自治体や民間の相談窓口を検索すると、電話やメール、チャットで相談できる機関が見つかることがあります。匿名で相談できるところも多いので、「いきなり対面はハードルが高い」という場合にも利用しやすいです。
2. 日々の出来事をメモや日記に残す
・夫から言われた言葉や態度、日時、自分の気持ちを簡単にメモする
・体調の変化(眠れない日、食欲がない日など)も一緒に記録しておく
これは、自分の状況を客観的に振り返る助けになるだけでなく、将来、弁護士に相談する際や、離婚・別居を検討するときの資料にもなります。完璧に書こうとせず、「気力があるときに、箇条書きで少しだけ」でも十分です。
3. 安全確保の選択肢を頭の片隅に置いておく
・実家や友人宅、一時保護施設など、いざというときに避難できる場所があるか確認する
・重要な書類(保険証、通帳、身分証明書、子どもの母子手帳など)の保管場所を把握しておく
今すぐ動けなくても、「いざとなったらここに相談できる」「ここに逃げられるかもしれない」という選択肢があるだけで、気持ちが少し楽になることがあります。
心身の安全を少しずつ確保しながら、次の段階として、離婚や別居を含めた今後の選択肢を整理していきます。「離婚するかどうか」をいきなり決めるのではなく、「もし離婚・別居を選ぶとしたら、何が必要か」を具体的に考えてみることがポイントです。
1. 経済面の見通しを立てる
・現在の収入、貯金額、毎月の支出を書き出してみる
・別居した場合の家賃や生活費、お子さんの学費などを大まかに試算する
・就労状況を見直し、働き方を変える必要があるか検討する
一人で計算するのが難しい場合は、自治体の相談窓口や、無料の法律相談、ファイナンシャルプランナーの相談などを利用する方法もあります。経済的な不安は大きな要素ですが、「数字にしてみる」と、漠然とした不安が少し具体的になり、対策も考えやすくなります。
2. 法律的な情報を集める
・離婚した場合の親権、養育費、財産分与などの基本的な仕組みを知る
・モラハラが離婚理由としてどう扱われるか、弁護士の無料相談などで聞いてみる
モラハラは、証拠や状況によっては、離婚原因として認められることがあります。日々の記録や診断書が、こうした場面で役立つこともあります。法律の情報を知ることで、「自分にはどのような権利があるのか」「どこまで求められるのか」が見えてきます。
3. 子どもの生活と心への影響を考える
・今の家庭環境が子どもの心に与えている影響
・別居や離婚をした場合の生活環境や学校、友人関係
「子どものために我慢するべきか」「環境を変えたほうがいいのか」は、とても悩ましい問題です。ただ、モラハラが続く家庭環境が、子どもの自己肯定感や人間関係の築き方に影響を与えることも指摘されています。児童相談所や子育て支援窓口などに相談し、第三者の視点も取り入れながら考えていくとよいでしょう。
これらを踏まえたうえで、「今は準備期間として別居を目標にする」「まずは心と体の回復を優先し、半年後に改めて離婚を考える」など、自分なりのタイムラインをゆるやかに設定してみるのも一つの方法です。すぐに結論を出さなくても、「少しずつ前に進んでいる」と感じられることが、回復の助けになる場合があります。
無料相談フォームから、ご相談内容等の必要事項を登録ください。無料で登録頂けます。
ご相談者のお住まいエリア、ご相談内容に適した各種専門家よりご連絡させて頂きます。
弁護士・司法書士などの専門家に、あなたの悩みを相談しながら一緒に解決していきましょう。
※「無料相談する」ボタンを押して少しお待ちください。
本サービスは、入力いただきました内容を相談することができる専門家窓口を無料でご案内しております。
依頼内容に対し、対応可能な専門家から、ご登録頂きました電話・メールアドレス宛てに折返しご連絡させて頂くサービスとなりますので、ご登録内容はお間違いない様お願いいたします。