結婚して10年目の40代前半の会社員です。小学生の子どもが1人います。夫との関係がここ数年で悪化し、話し合いを重ねても価値観の違いや生活態度のすれ違いが解消できず、最終的に離婚を考えるようになりました。
夫からは「お互いに弁護士なんて入れずに、協議離婚で円満に話し合って決めよう」と言われています。確かに、協議離婚でスムーズにまとまるなら、時間もお金もあまりかからないのかなと思う一方で、私は法律のことに詳しくなく、離婚条件で損をしてしまわないか不安があります。
特に心配なのは、養育費や面会交流、財産分与、住宅ローンの扱いです。夫は「養育費は相場くらいで払うつもり」「財産もちゃんと分ける」と言っていますが、具体的な金額や計算方法を聞いてもはっきりした答えが返ってこないことが多く、このまま協議離婚を進めてよいのか判断に迷っています。
インターネットで『協議 離婚 弁護士』などと検索すると、弁護士に相談した方がよいという情報も多く見かけますが、弁護士費用がどのくらいかかるのか、依頼したことで夫との話し合いが余計にこじれてしまわないかも心配です。
このような状況で、どのタイミングで弁護士に相談・依頼するべきなのか、協議離婚を進める際に最低限おさえておくべきポイントなどがあれば教えていただきたいです。
夫婦関係の悪化から離婚を考え始めたものの、「協議離婚で進めるか」「弁護士に依頼するか」で迷う方は少なくありません。特に、養育費や財産分与などお金に関わる部分は、後から「きちんと確認しておけばよかった」と後悔しやすいポイントです。ここでは、協議離婚を検討している方が、弁護士への相談を含めてどのように進めていけばよいか、段階ごとに整理していきます。
まずは、協議離婚で話し合うべき内容を自分の中で整理することが大切です。離婚届を出すだけではなく、その前に決めておくべき項目がいくつかあります。
代表的なものとしては、
・親権者をどちらにするか
・養育費の金額と支払い期間、支払い方法
・面会交流の頻度や方法
・財産分与の対象となる財産の洗い出しと分け方
・住宅ローンや自宅不動産の扱い
・慰謝料の有無や金額
などが挙げられます。
インターネットで「協議離婚 決めること」などと検索するとチェックリストが出てきますので、それを参考にしながら、自分にとって特に重要なポイントを書き出してみると、どこで弁護士のサポートが必要になりそうかも見えやすくなります。
協議離婚は、夫婦の話し合いで条件を決められる点がメリットですが、内容によっては専門的な判断が必要になることもあります。次のような場合には、早めに離婚問題に詳しい弁護士への相談を検討すると安心です。
・相手が具体的な金額や条件をはっきり示さない
・養育費や財産分与の「相場」が分からず不安がある
・住宅ローンや名義変更など、手続きが複雑になりそう
・話し合いのたびに感情的になってしまい、冷静に交渉できない
・口約束だけで進めてしまいそうで、将来が心配
最近は、初回相談を無料や低額で受け付けている法律事務所も多く、「協議 離婚 弁護士 無料相談」などで検索すると、複数の候補を比較できます。いきなり正式に依頼するのではなく、まずは相談だけして、自分のケースでどのようなリスクがあるのか、協議離婚で進めて問題なさそうかを確認する方法もあります。
協議離婚で条件がまとまったとしても、その内容をきちんと書面に残しておかないと、後から「言った・言わない」のトラブルになりやすくなります。特に養育費や財産分与などお金に関する取り決めは、協議離婚書や公正証書の形で残しておくと安心です。
自分たちで協議離婚書を作成することも可能ですが、法律的に有効な内容になっているか、将来の状況変化に対応できるかなどを考えると、弁護士にチェックしてもらう方法もあります。また、養育費の不払いが心配な場合には、公正証書にしておくことで、万が一支払いが滞ったときに強制執行の手続きが取りやすくなります。
弁護士に依頼する範囲も、交渉をすべて任せる方法だけでなく、「書面の作成やチェックだけお願いする」といった形もあります。自分の不安の大きさや予算に応じて、どこまでサポートを受けるか検討してみるとよいでしょう。
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