中学2年生です。クラスでいじめを受けているのですが、「担任に相談できない いじめ」の状態で、どうしたらいいのか分からず毎日つらいです。
最初は、数人のグループから無視される程度でしたが、だんだんと私の持ち物についてコソコソ言われたり、LINEのグループから外されたりするようになりました。直接的な暴力はありませんが、教室にいるだけで居場所がないように感じてしまいます。
本当は誰かに相談したいのですが、担任の先生にはどうしても話せません。理由はいくつかあって、まず、担任はクラスの中心グループの子たちと仲が良く、よく雑談しているので、「私が何か言っても信じてもらえないのでは」と不安です。それに、以前クラスでトラブルがあったとき、「お互いさまなところもあるよね」と軽く流されたことがあり、真剣に受け止めてもらえない印象があります。
親にも、いじめのことはまだ言えていません。心配をかけたくない気持ちもありますし、「気にしすぎなんじゃない?」と言われるのが怖いです。友達も、表面上は普通に話してくれる子はいますが、いじめてくるグループと完全に切れているわけではないので、相談して巻き込みたくない気持ちがあります。
このまま誰にも言えないまま学校に通い続けるのが苦しくて、朝起きるとお腹が痛くなったり、頭が重くなったりします。でも、休んでしまうと「サボっている」と思われそうで、それも怖いです。
担任に相談できないいじめのとき、どうやって助けを求めればいいのでしょうか。学校以外で相談できるところや、親や別の先生への伝え方など、具体的な方法が知りたいです。自分の感じていることが本当にいじめなのかも分からなくなってきていて、どう整理したらいいのかも教えてほしいです。
担任の先生には相談できないまま、クラスでのいじめに悩み続けている中学生からのご相談です。誰にも言えない状況が続くと、「自分が悪いのかもしれない」「大したことではないのかも」と感じてしまいがちですが、一人で抱え込む必要はありません。ここでは、担任以外の相談先や、親や他の先生への伝え方、気持ちの整理の仕方について、順を追って整理していきます。
まず、「自分の受けていることが本当にいじめなのか分からない」という不安を少し軽くするために、起きていることを整理してみましょう。
1. 事実を書き出す
– いつ頃から始まったか
– 誰が、どのようなことをしてくるのか(無視、陰口、LINEグループから外されるなど)
– どのくらいの頻度で起きているか
– どこで起きることが多いか(教室、廊下、部活など)
ノートやスマホのメモに、日付と一緒に簡単に書いておくと、「自分の思い込みではなく、実際に起きていることなんだ」と確認しやすくなります。これは、後で誰かに相談するときの具体的な説明にも役立ちます。
2. 自分の気持ちも一緒にメモする
– そのときどう感じたか(怖い、悲しい、悔しい、恥ずかしい、など)
– 体調の変化(お腹が痛くなる、眠れない、学校に行く前に気分が悪くなる、など)
「事実」と「気持ち」を分けて書くことで、「自分が弱いからつらいのではなく、つらくなるようなことが続いているから苦しいんだ」と気づきやすくなります。これは、いじめを相談するときにとても大切な視点です。
「担任に相談できない いじめ」の場合でも、相談できる相手は担任の先生だけではありません。話しやすそうな人から、少しずつ助けを求めていくことができます。
1. 学校の中で相談しやすい大人を探す
– 学年主任や別の教科の先生
– 部活の顧問の先生
– 養護教諭(保健室の先生)
– スクールカウンセラー
「担任の先生には言いにくいのですが…」と最初に伝えても大丈夫です。いきなり全部を話さなくても、「クラスでの人間関係がつらい」「無視や陰口が続いていて苦しい」など、話せる範囲からで構いません。
2. 親への伝え方を工夫する
直接話すのが難しい場合は、手紙やLINE、メモなどを使う方法もあります。
例文:
「学校のことで少し相談したいことがあります。大げさに考えてほしくはないけれど、最近クラスで無視されたり、LINEから外されたりしてつらいです。どうしたらいいか一緒に考えてほしいです。」
「いじめ」という言葉を使うのが怖いと感じるなら、「人間関係がつらい」「学校に行くのがしんどい」など、自分が言いやすい表現から始めてもかまいません。
3. 学校以外の相談窓口を利用する
– いじめ相談専用の電話窓口(教育委員会や自治体の相談窓口)
– 24時間子どもSOSダイヤル
– チャットやメールで相談できる子ども向け相談サイト
名前を言わなくても相談できるところも多く、「担任に相談できないいじめ」のように、身近な大人に言いにくいときの第一歩として利用しやすいです。自分の状況を話すことで、「それはいじめにあたるか」「どんな選択肢があるか」を一緒に考えてもらえます。
相談をすることと同時に、自分の心と安全を守る工夫も考えていきましょう。
1. 一人で抱え込まない工夫
– 完全に味方になってくれなくても、「最近しんどい」と言える相手を一人でも見つける
– 日記やメモに気持ちを書き出して、自分の中だけに閉じ込めない
2. 学校生活でできる小さな工夫
– 休み時間は図書室や保健室など、少し落ち着ける場所で過ごす
– 無理にいじめてくるグループの近くにいないよう、席替えや班分けのときにさりげなく希望を出す(別の先生に相談しておくのも一つの方法です)
3. 体調のサインを無視しない
朝になるとお腹が痛くなる、頭が重い、眠れないなどの症状は、心が限界に近づいているサインでもあります。無理に「普通に通わなきゃ」と頑張り続けるよりも、
– 親や保健室の先生に体調のことを伝える
– 必要であれば一時的に休むことも選択肢に入れる
「休む=サボり」ではなく、「自分を守るための行動」と考えてよい状況もあります。信頼できる大人と一緒に、どこまで頑張るか、どこで立ち止まるかを考えていけると安心です。
4. 相談した後の不安への備え
「相談したら、いじめがひどくなるのでは」と心配になることもあると思います。その不安も含めて、相談相手に正直に伝えてかまいません。
– 「相手に直接言う前に、まずは様子を見たい」
– 「自分の名前は出さずに動いてほしい」
など、自分の希望を伝えることで、できる範囲で配慮してもらえる可能性が高まります。
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