60代前半の男性です。最近、ラジオのテレフォン人生相談で「相続問題」の話題が出ていると、つい真剣に聞き入ってしまいます。というのも、私自身がまさに相続のことで頭を抱えているからです。
2年前に父が亡くなり、母は健在です。相続人は、母と私、そして2歳年下の妹の3人です。父名義の自宅と、少しの預貯金、あとは地方にある古い土地が遺産としてあります。父は遺言書を残しておらず、相続の手続きは一応終えたものの、実際には「名義をどうするか」「将来母が亡くなったときにどう分けるか」があいまいなままになっています。
母は「自宅はあんた(私)に住んでもらいたい」と言いますが、妹は「公平にしてほしい」との考えが強く、話し合いをすると微妙な空気になります。私としては、妹に不利なことはしたくありませんが、現実問題として、自宅を売って現金で分けるとなると、母の住む場所の確保や、私たち夫婦の生活もあり、簡単には決められません。
テレフォン人生相談の相続の回を聞くと、「専門家に相談を」「早めに話し合いを」といったアドバイスが多いのですが、実際にどこに相談すればよいのか、何から手をつければよいのかが分からず、時間だけが過ぎてしまっています。母も高齢になりつつあり、このまま先送りにしていると、二次相続のときにもっと複雑な相続問題になるのではないかと不安です。
相続のテレフォン人生相談を参考にしながら、自分たちのケースをどう整理し、どの専門家に、どのタイミングで相談すべきなのか、具体的な進め方を教えていただきたいです。
ラジオのテレフォン人生相談で相続問題の話を聞くたびに、自分の状況と重ねてしまい、胸がざわつきます。父の死後、相続手続きは一応済ませたものの、自宅や土地の扱い、母が亡くなった後の分け方など、肝心な部分が決まらないまま時間だけが経っています。妹との関係を悪くしたくはない一方で、母の生活や自分たちの暮らしもあり、どう折り合いをつければよいのか分からず、専門家への相談も先延ばしになっている状況です。
まず、テレフォン人生相談でよく言われる「現状の見える化」を、自分のケースでも丁寧に行うことが大切だと感じました。相続問題というと、いきなり「どう分けるか」に意識が向きがちですが、その前に「何がどれだけあるのか」「誰が相続人なのか」を、紙に書き出して整理してみることから始めようと思います。
具体的には、父名義だった自宅の評価額の目安、預貯金の残高、地方の土地の固定資産税評価額などを、通帳や市役所からの通知書を見ながら一覧にします。同時に、相続人である母、私、妹の続柄や年齢、現在の生活状況(持ち家か賃貸か、子どもの有無など)も簡単にメモしておきます。
こうして相続財産と家族の状況を整理しておくことで、後から税理士や司法書士、弁護士などの専門家に相談するときにも、話がスムーズに進みやすくなると聞きました。まずは感情的な部分から少し距離を置き、相続の現状を客観的に把握することが、最初の一歩になりそうです。
次に、母と妹と私の3人で、相続に対する希望や不安を少しずつ共有していく必要があると感じています。テレフォン人生相談でも、相続問題の多くは「話し合い不足」や「思い込み」が原因でこじれてしまうと指摘されていました。
いきなり具体的な取り分の話をすると、どうしても感情的になりやすいので、まずは「母がこれからどのように暮らしたいか」「自宅をどうしたいと思っているか」「妹は将来どこに住む予定なのか」といった、生活のイメージから話を始めるのがよいのではないかと考えています。
そのうえで、「自宅は私が住み続けるとして、妹にはどのような形で公平感を持ってもらえるか」「地方の土地をどう扱うか(売却、保有、活用の可能性など)」といった具体的なテーマに少しずつ踏み込んでいきたいと思います。話し合いの場では、誰かを責めるような言い方は避け、お互いの気持ちを確認しながら進めることを心がけたいです。
もし家族だけでの話し合いが難しいと感じた場合は、地域の無料相談会や、相続に詳しい専門家に同席してもらう形での話し合いも検討したいと思います。
最後に、相続問題をこれ以上先送りにしないためにも、相続に詳しい専門家へ相談することを真剣に考えています。テレフォン人生相談では、一般的な方向性は教えてもらえても、個別の事情に踏み込んだ具体的な提案までは難しいと感じました。
相続の内容や悩みのポイントから考えると、まずは相続登記や名義変更、遺言書作成などに詳しい司法書士、税金面の不安があれば税理士、家族間のトラブルが生じそうな場合は弁護士といった形で、それぞれの専門分野に応じて相談先を選ぶ必要がありそうです。最近は「相続相談窓口」や「相続ワンストップサービス」を掲げている事務所もあり、初回無料相談を行っているところも多いと聞きました。
私の場合は、自宅の扱いと二次相続(母が亡くなった後)のことが大きなテーマなので、まずは司法書士か弁護士に相談し、必要に応じて税理士にも関わってもらう形が現実的かもしれません。事前に家族の希望や財産の一覧をまとめておけば、限られた相談時間を有効に使えると思います。
専門家の意見を踏まえながら、母の生活を守りつつ、妹との関係にも配慮した相続の方向性を、早めに決めていきたいと考えています。
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