子どものいじめを学校に相談するとき、どのような基本姿勢で臨めばよいか分からず不安になる方は多いです。この記事では、学校への相談の仕方と、いじめ防止に関する法律の基本をやさしく解説します。
いじめを学校に相談するときの基本姿勢を知っておくことは、子どもを守るうえでとても大切です。
いじめは「子ども同士のトラブル」と片づけられてしまうこともあり、親が学校に相談しても十分に対応してもらえないのでは、と不安を感じる方も多いです。一方で、感情的になりすぎてしまい、学校との関係が悪くなるのではと心配されることもあります。いじめ防止対策推進法という法律では、学校にいじめへの対応義務があると定められています。この法律の基本と、学校に相談するときの落ち着いた基本姿勢を知っておくことで、子どもを守りつつ、学校と建設的に話し合う土台を作ることができます。
まず、「いじめ」とは何か、そして学校の法的な役割について整理しておきます。
いじめ防止対策推進法では、「いじめ」とは、同じ学校に在籍する児童生徒が、一定の人間関係の中で行う、心身の苦痛を与える行為と定義されています。からかい、無視、SNSでの悪口など、目に見えにくいものも含まれます。また、この法律は、学校に対し、いじめの早期発見と対処に努める義務があると定めています。つまり、いじめは「家庭だけの問題」ではなく、学校にも責任がある公的な問題です。学校に相談するときの基本姿勢を理解するには、この法律上の位置づけを知っておくことが役立ちます。
いじめを学校に相談するとき、よくある誤解や行き違いがあります。
「学校に強く言えば必ずすぐに解決してくれるはず」と期待しすぎてしまう一方で、「どうせ学校に言っても無駄だ」と最初からあきらめてしまう方もいます。また、「証拠が完璧にそろっていないと相談してはいけない」と誤解されることもあります。実際には、事実関係の調査には時間がかかることが多く、学校にもできることと限界があります。大切なのは、学校にいじめの可能性を早めに伝え、子どもの安全確保を最優先にしてもらうよう、冷静に要望を伝える基本姿勢です。「責める」か「黙る」の二択ではなく、「一緒に考えてほしい」というスタンスが重要になります。
学校に相談するときの基本的な流れと、どのような姿勢で進めるとよいかを見ていきます。
まずは、担任の先生や学年主任など、日頃子どもと関わりのある教職員に、面談の時間をとってもらうよう依頼します。その際、「いじめの可能性があるので、落ち着いて話せる場で相談したい」と、学校に相談するときの基本姿勢を伝えるとよいです。面談では、感情を押し殺す必要はありませんが、事実と感じたことを分けて話すよう意識します。日時や内容をメモにして渡す方法もあります。その後、学校側の対応方針や、いつまでにどのような確認をしてもらえるかを確認し、必要に応じて再度の面談や連絡帳・メールでのやりとりを続けます。状況が改善しない場合は、校長や教育委員会への相談、外部の相談窓口や弁護士への相談といった次の段階を検討する流れがあります。
学校に相談するときの基本姿勢として、特に気をつけたいポイントがあります。
まず、子どもの安全を最優先にしつつ、学校との対立を目的にしないことが大切です。「誰が悪いか」を決めるより、「どうすれば被害が止まるか」を中心に話す姿勢が望ましいです。また、口頭だけでなく、相談内容や学校の回答をメモやメールで残しておくと、後で確認しやすくなります。逆に、SNSで相手の子どもや保護者を名指しで非難することは、名誉毀損(相手の評判を傷つける違法行為)につながるおそれがあり、避けるべきです。学校に相談しても改善が見られない場合には、一人で抱え込まず、教育委員会や専門家など第三者の力を借りることも重要です。
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