パートナーへの暴力やモラハラをしてしまい、「自分はDV加害者かもしれない」「DV加害者更生プログラムを受けるべきか」と悩んでいる方も少なくありません。この記事では、DVの現状を整理し、DV加害者としての自覚を持ちながら、更生プログラムなどを活用して具体的に行動していく5つのステップを解説します。
まずは、自分の言動を振り返り、どのような場面でDV行為があったのかを具体的に整理することが大切です。
DV加害者として更生を考える第一歩は、「自分はDVをしているのか」を具体的な事実で確認することです。暴力だけでなく、大声で怒鳴る、無視を続ける、生活費を渡さない、携帯を勝手に見るといった行為もDVに含まれることがあります。思い出せる範囲で、いつ・どこで・どんなDV行為をしたのか、メモに書き出してみましょう。その際、「相手が悪いからやってしまった」と理由付けするのではなく、自分の行動そのものに目を向けることが、DV加害者更生プログラムにつながる大切な準備になります。
DV加害者として向き合ううえで、まず守るべきは被害を受けた相手と子どもの安全です。
DV加害者更生を目指すとき、多くの方が「謝りたい」「話し合いたい」と考えますが、相手にとっては恐怖が続くおそれがあります。すでに別居や避難をしている場合は、無理に連絡を取ろうとせず、相手の意思と安全な距離を尊重することが重要です。同居中であれば、暴力や威圧的な言動をしないことはもちろん、必要に応じて自分が一時的に家を出るなど、物理的な距離を取る方法も検討しましょう。DV加害者更生プログラムでも、加害者が相手の安全を最優先に考える姿勢が重視されます。
一人で抱え込まず、DV加害者としての悩みを受け止めてくれる専門窓口に早めに相談することが、更生への近道です。
DV加害者更生を本気で考えるなら、DV相談窓口や精神科・心療内科などの医療機関に、自分から「DVをしてしまう」と正直に相談することが望ましいです。怒りをコントロールできない、アルコールを飲むと暴力的になる、過去の家庭環境の影響を感じるなど、思い当たることがあれば、隠さずに伝えましょう。自治体や支援団体の中には、DV加害者向けの相談や、更生プログラムにつなげてくれるところもあります。DV加害者であることを話すのは勇気が要りますが、専門家は責めるためではなく、問題解決のために話を聞いてくれます。
DV加害者更生プログラムを利用し、暴力の仕組みや考え方のクセを学び直すことが、再発防止につながります。
DV加害者更生プログラムとは、暴力の背景にある考え方や感情のパターンを見直し、暴力に頼らないコミュニケーションを身につけるための継続的なプログラムです。グループワークや個別面談、講義形式などがあり、怒りのコントロール方法や、相手を支配しない関係づくりを学びます。数回で終わるものではなく、数か月から1年以上かけて取り組むことも多いため、途中でやめずに通い続ける覚悟が大切です。DV加害者更生プログラムを受けているからといってすぐに許されるわけではありませんが、再びDVをしないための具体的な行動として大きな意味があります。
DV加害者としての更生は「一度きりの反省」で終わらせず、生活全体を見直し続けることが重要です。
DV加害者更生プログラムを受けたあとも、ストレスのたまり方やお酒との付き合い方、仕事や家庭でのイライラの発散方法など、日常生活の中で暴力につながりやすい要素を定期的に振り返ることが必要です。感情が高ぶったときにその場を離れる、信頼できる第三者に早めに相談するなど、自分なりの「暴力に至らないためのルール」を決めておくとよいでしょう。新しいパートナーや家族との関係でも、支配的な言動が出ていないかを意識し続けることが、DVの再発防止につながります。DV加害者として向き合い続ける姿勢こそが、本当の意味での更生への道です。
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