結婚して30年以上が経ち今年のコロナ禍、突然に夫からのDVが始まりました。
夫と結婚する前の異性関係を持ちだしては精神的、身体的にDVをされるようになりました。
もちろん夫と結婚する前の話で、夫とも全く無関係の人との交際だったのですが。
昔の交際の話をされ、「昔付き合った男がいるから俺にはお前を殴る権利がある」と、意味の分からない理屈で責められます。
「お前は奴隷だ」「クズだ」「誰のおかげでここまで生活出来てるんだ」などと言われます。
昨晩も突然殴りかかられ、かばった手と額に打撲傷を受けました。
私の仕事柄、顔や手は大切な仕事道具なのに、顔や手を傷つけられたことにもう耐えられません。
子供ももう成人をむかえ独立していますので離婚を考えています。
DVの慰謝料や財産分与してもらう事が前提で離婚できるものでしょうか?
ここではご相談のDV問題解決の手引きとなる記事を紹介しています。
「DVの慰謝料や財産分与してもらう事が前提で離婚できるものでしょうか?」
夫婦の関係であってもDVは絶対に許されない不法行為です!
このご相談者の方はコロナ禍がきっかけでDVを受け始めたとのことで、DVを受けて数ヶ月かと思いますが、DVを我慢し続けると精神的にも辛く、鬱になる方も多い事象です。
鬱になってしまうと冷静な判断ができなくなってしまう為、離婚すら出来ないものと思い込んでしまいます。
DVで離婚する際に1番大切なことは、まずご自身のために今度の生活を考えることです。
そのためにまずしなければいけない事はDVの証拠を残すことです。
DVの証拠をとっておくことでDV慰謝料請求や離婚請求を有利にすすめることが出来ます。
ここでは、同様なお悩みをおもちの方の参考として、それぞれ対策方法をご紹介します。
DV被害のお悩みは多くの方が抱えています。
資料出所:警視庁調べ
グラフの通りDV相談件数は右肩上りとなっています。
さらに2020年の新型コロナウイルス感染症の流行から、DV被害の相談が急増しています。
DVを受けた際に、あなたがやっておくべきことを確認しましょう。
DVの被害はいつ酷くなるか分かりませんので、DVから逃げることも大切です。
ですが、1度別居等してしまうと証拠の確保が出来なくなってしまいます。
ですから、小さなことでも、DVが気になりはじめた時から証拠を集めておくようにしましょう。
DVの証拠獲得について詳細はこちら↓の記事をご参照ください。
DVの慰謝料は被害を受けた期間、程度などで決まります。相場を確認しておきましょう。
DV慰謝料の相場について詳細はこちら↓の記事をご参照ください。
DV被害を受けたら何よりあなたの身の安全を第一に考えてください!
別居をしてしまうとDVの証拠が集め憎くなりますが、何よりあなたの安全が大切です。
また別居するお金がないと諦めてしまう方も多いですが、別居期間中の生活費・養育費など相手は支払う義務があります。
「婚姻費用」と聞き慣れない言葉かもしれませんが、別居を検討する際には経済的なことも考えなければいけません。
別居期間中の生活費(婚姻費用)について詳細はこちら↓の記事を参照ください。
財産分与は離婚から2年以内しか請求出来ません!
DVから早く開放されたいので離婚を優先することも必要ですが、離婚した後の財産分与は不利になってきます。
DVの場合は相手と連絡をとるべきではない為、離婚調停で財産分与も決めておくのが良いでしょう。
財産分与について詳細はこちら↓の記事を参照ください。
DV、離婚、親権、養育費、慰謝料、別居中の生活費などについてご不明点、具体的にすすめたいけど分からない方は、お気軽に専門家へ無料相談をしてみてください。