3歳の息子への接し方が虐待になっていないか不安です【どこに相談していいか分からない】｜DVの無料相談事例

ご相談内容

3歳の息子がいる母親です。ここ最近、息子のイヤイヤ期がピークのようで、些細なことで泣き叫んだり、物を投げたり、言うことを聞いてくれなかったりします。

最初は落ち着いて対応しようと心がけていたのですが、私自身も仕事と家事で余裕がなく、つい大きな声で怒鳴ってしまったり、強い口調で責めるような言い方をしてしまうことが増えてきました。腕を強く引っ張ってしまったこともあり、そのあとに赤くなっているのを見て、とてもショックでした。

ニュースなどで「幼児 虐待 相談」という言葉を見るたびに、自分のしていることが虐待に当たるのではないかと不安になります。夫は仕事が忙しく、家にいても育児にはあまり関わらず、「そんなに気にしなくていい」と軽く言うだけで、私の不安を分かってもらえていないように感じます。

児童相談所や市役所の相談窓口、DV相談窓口などがあることは知っていますが、「私のようなケースで相談してもいいのか」「子どもを取り上げられてしまうのではないか」と考えてしまい、電話をかける勇気が出ません。

私は本当は、息子を大切にしたいし、笑顔で接したいと思っています。でも、イライラが抑えられず、怒鳴ってしまったあとに自己嫌悪で涙が出てきます。これはもう幼児虐待になっているのでしょうか。どこに相談すればいいのか、また、今からでもできることがあれば教えていただきたいです。

「幼児 虐待 相談」悩み解決の3ステップ

• 【ステップ１】自分の行動を振り返り「これは虐待なのでは」と不安になる
• 【ステップ2】相談窓口の存在は知っているが「相談していいのか」迷ってしまう
• 【ステップ3】責められる場ではなく「一緒に考えてくれる場所」に相談する

ステップ1.自分の行動を振り返り「これは虐待なのでは」と不安になる

相談者は3歳の息子さんのイヤイヤ期に直面し、思うようにいかない育児と仕事・家事の両立で心身ともに疲れ切っていました。最初は穏やかに対応しようとしていたものの、次第に余裕がなくなり、息子さんが言うことを聞かないと大きな声で怒鳴ったり、強い言葉で責めるような言い方をしてしまうことが増えていきました。

ある日、息子さんの腕を強く引っ張ってしまい、その部分が赤くなっているのを見て、「これはもう幼児虐待なのではないか」と強い不安に襲われました。それ以来、「幼児 虐待 相談」といった言葉でインターネット検索を繰り返し、自分の行動がどこまで許されるのか、どこからが虐待なのかを調べるようになりました。

しかし、調べれば調べるほど不安が大きくなり、「私は母親失格だ」「子どもを傷つけてしまっている」と自分を責めてしまい、息子さんと向き合うこと自体が怖くなっていきました。

ステップ2.相談窓口の存在は知っているが「相談していいのか」迷ってしまう

相談者は、児童相談所や市区町村の子育て相談窓口、DV相談窓口など、幼児虐待に関する相談先があることは知っていました。しかし、いざ電話をかけようとすると、「こんなことで相談していいのだろうか」「通報されて子どもを取り上げられてしまうのではないか」という不安が頭をよぎり、なかなか行動に移せませんでした。

夫に対しても、「最近、子どもにきつく当たってしまう」と打ち明けてみたものの、「みんなそんなもんだよ」「気にしすぎじゃない？」と軽く受け流されてしまい、真剣に向き合ってもらえていないと感じていました。そのため、家庭内でも孤立感が強まり、「私がしっかりしなければ」と一人で抱え込んでしまっていました。

一方で、ニュースやネット記事で「幼児 虐待 相談」「早めの相談が大切」といった言葉を見るたびに、今のうちに誰かに話を聞いてもらった方がいいのではないかという気持ちも膨らんでいきました。相談者は、「怒ってしまう自分を変えたい」「子どもとの関係を壊したくない」という思いと、「相談したら責められるのでは」という恐怖の間で揺れ動いていました。

ステップ3.責められる場ではなく「一緒に考えてくれる場所」に相談する

相談者は、インターネットで「幼児 虐待 相談　匿名」「子育て　イライラ　相談」といったキーワードで調べるうちに、匿名で話を聞いてもらえる電話相談や、子育て中の親のストレスに寄り添う窓口があることを知りました。「まずは名前を名乗らなくてもいいところからなら話せるかもしれない」と感じ、思い切って電話をかけてみることにしました。

相談窓口の担当者は、相談者を責めるのではなく、「それだけ頑張ってこられたんですね」「一人で抱え込んで苦しかったですね」と、まず気持ちを受け止めてくれました。そのうえで、怒鳴ってしまう場面や、腕を強く引っ張ってしまった状況を一緒に振り返り、「危険な行為を減らすための工夫」「イライラが高まったときにその場を離れる方法」「夫や周囲に具体的に助けを求める伝え方」など、現実的な対処法を提案してくれました。

また、児童相談所や自治体の子育て支援センターも、「虐待をしている親をただ責める場所」ではなく、「虐待になってしまう前に相談できる場所」であること、相談したからといってすぐに子どもが引き離されるわけではなく、まずは家庭で安全に子育てを続けられるようサポートすることが多いと説明を受けました。

相談者は、「相談してはいけない親」ではなく、「相談してもいい親」なのだと感じられるようになり、今後は地域の子育て相談窓口や一時保育なども利用しながら、少しずつ自分の負担を減らしていくことを決めました。

まとめ

• 幼児への接し方が虐待になっていないか不安になり、「幼児 虐待 相談」と検索しながらも、どこに相談してよいか分からず一人で抱え込んでしまう親御さんは少なくありません。怒鳴ってしまう、強く腕を引いてしまうといった行動に気づき、「このままではいけない」と感じているのであれば、それはすでに子どもを大切に思っているサインでもあります。
  
  児童相談所や自治体の子育て相談窓口、電話やオンラインの相談サービスは、「虐待している親を罰する場所」ではなく、「虐待になってしまう前に一緒に考える場所」として機能していることが多いです。匿名で話せる窓口もありますので、「こんなこと相談していいのかな」と迷う段階から利用してかまいません。
  
  一人で抱え込まず、まずは誰かに気持ちを聞いてもらうことが、幼児虐待を防ぎ、親子の関係を守る大切な一歩になります。

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