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学校がいじめを認めない場合、次に取るべき行動は?

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学校がいじめを認めない場合、次に取るべき行動は?

まずは「証拠と記録」を集めて整理し、学校に文書で再度申し入れをします。それでも動かない場合は、教育委員会やいじめ相談窓口など、学校の外の機関に相談・通報していきましょう。

学校がいじめを認めないときは、感情的にぶつかるよりも「事実を記録し、外部の目を入れる」ことが重要です。

いじめを学校が認めない背景には、「いじめの定義を狭く考えている」「学校の評価や進学実績への影響を避けたい」「教員が事実を十分に把握できていない」など、さまざまな事情があります。そのため、まずは保護者・本人側でできる限り事実を整理し、第三者にも分かる形にしておくことが大切です。

具体的には、次のような行動を順番に行うとよいでしょう。

1. いじめの事実を記録・保存する
・いつ(日時)/どこで/誰が/何をしたか・言ったかをメモに残す
・LINEやSNSのメッセージ、写真、動画、ノートや持ち物の破損などはスクリーンショットや写真で保存
・子どもの心身の変化(不眠、腹痛、登校しぶりなど)を日記のように記録
・病院にかかった場合は診断書や領収書も保管

2. 学校への申し入れを「口頭だけでなく、書面」でも行う
・担任だけでなく、学年主任や生徒指導担当、教頭・校長にも状況を共有
・「いじめがあると考えている具体的な理由」「いつから続いているか」「子どもの様子の変化」「学校に求める対応(加害側への指導、安全確保、クラス替えなど)」をA4一枚程度にまとめて提出
・提出日と提出先を控え、可能ならコピーを取っておく
・面談の内容や学校側の発言も、後で思い出せるようにメモに残す

3. 学校の対応を見て、それでも改善しない場合は外部機関へ
・市区町村や都道府県の教育委員会の「いじめ相談窓口」「教育相談室」に連絡
・各自治体の「いじめ防止基本方針」や学校の「いじめ防止のルール」を確認し、「方針に沿った対応をしてほしい」と具体的に伝える
・児童相談所、子ども家庭支援センター、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどにも相談し、学校との間に入ってもらうことも検討

4. 子どもの安全と心のケアを最優先にする
・無理に登校させず、別室登校や転校、フリースクールの利用なども選択肢として検討
・心身の不調がある場合は、早めに小児科や心療内科、精神科など医療機関を受診
・子どもが「話してよかった」と思えるよう、否定せずに話を聞き、味方であることを伝える

このように、「証拠の整理」「学校への正式な申し入れ」「外部機関の活用」を段階的に進めることで、学校だけに任せずに状況を動かしていくことができます。

学校がいじめを認めない場面では、対応を誤ると子どもがさらに追い込まれてしまうことがあります。

よくあるトラブルや注意点として、次のようなケースがあります。

1. 「子どもの感じ方の問題」と片付けられてしまう
・学校から「ふざけ合い」「友達同士のトラブル」と言われ、いじめとして扱ってもらえないことがあります。
・この場合、「子どもがどう感じているか」「継続しているか」「学校生活に支障が出ているか(不登校、成績低下、体調不良など)」を具体的に伝えることが重要です。

2. 担任だけに相談して止まってしまう
・担任が忙しかったり、問題を小さく見積もっていたりして、校長や教育委員会まで情報が上がらないことがあります。
・担任との話し合いで進まないと感じたら、遠慮せずに学年主任や教頭、校長との面談を求めましょう。

3. 学校への強い抗議が、子どもへのプレッシャーになる
・保護者が感情的に学校を責めると、学校との関係が悪化し、結果的に子どもが「言いにくくなる」「居場所がなくなる」こともあります。
・怒りは当然ですが、「事実を整理して冷静に伝える」「記録を残す」ことを意識し、子どもの前で学校の悪口ばかり言い続けないよう注意が必要です。

4. 子どもが「もういい」とあきらめてしまう
・何度訴えても大人が動いてくれないと、子どもは「言っても無駄」と感じてしまいます。
・学校の対応が不十分でも、「あなたの話は信じている」「大人が動いている」と伝え続けることが、子どもの心の支えになります。

5. 証拠を残さず時間がたってしまう
・メッセージの削除や、子どもの記憶があいまいになることで、後から事実関係を証明しにくくなります。
・おかしいと感じた段階で、スクリーンショットやメモを残す習慣をつけておくと、後の話し合いがスムーズになります。

行動するときは、「一人で抱え込まない」「学校だけに頼らない」ことが大切です。

1. まず家庭でできること
・子どもの話を否定せずに聞き、「あなたは悪くない」「一緒に考える」と伝える
・いじめの内容や子どもの様子を、日付入りでノートやスマホに記録
・学校とのやり取り(電話・面談・メール)も、日時と内容をメモしておく

2. 学校との話し合いの進め方
・感情的な言い合いではなく、「事実」と「要望」を紙にまとめて持参する
・面談には、可能なら保護者が二人で参加するか、信頼できる第三者に同席してもらう
・「いつまでに」「どのような対応をするか」を確認し、後で振り返れるように記録する

3. 外部の相談先を活用する
・市区町村・都道府県の教育委員会の相談窓口
・子ども向け・保護者向けのいじめ相談ダイヤル、24時間子どもSOSダイヤルなどの公的窓口
・学校のスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー
・児童相談所や子ども家庭支援センター

4. つらいときは「環境を変える」選択肢も
・別室登校、時間差登校、クラス替えの希望など、学校内でできる工夫を相談
・必要に応じて転校やフリースクール、通信制・サポート校なども視野に入れる

どの選択をするにしても、最優先すべきは「子どもの命と心の安全」です。学校の反応に振り回されすぎず、「子どもが少しでも安心できる環境は何か」を軸に、周囲の大人や公的な相談窓口の力を借りながら、一歩ずつ進めていきましょう。

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