病院で渡される同意書の意味や、インフォームドコンセントの基礎が分からず不安に感じていませんか。同意書と説明のルールを知ることで、医療トラブルを予防し、自分や家族の治療について冷静に判断しやすくなります。
同意書の意味とインフォームドコンセントの基礎を知ることは、後悔の少ない医療を受けるために大切です。
手術や検査の前に同意書へサインを求められても、「よく分からないまま署名してしまった」「これで全て自己責任になるのでは」と不安になる方は多いです。同意書の意味とインフォームドコンセントの基礎を理解しておくと、医師にどこまで説明を求められるのか、自分は何に同意しているのかを整理しやすくなります。結果として、説明不足による医療トラブルや「聞いていなかった」という行き違いを減らすことにつながります。
まずは、同意書とインフォームドコンセントの基本的な意味を押さえておきましょう。
同意書とは、治療や手術の内容・リスクなどについて説明を受けたうえで、「この内容で治療を受けることに同意しました」と書面で確認するための書類です。インフォームドコンセントとは、「十分な説明(インフォームド)」を受けたうえで「同意(コンセント)」するという考え方で、患者さんの自己決定権を尊重する医療の基本原則です。法律上も、医師には必要な説明義務があるとされており、同意書はその説明と同意のプロセスを形にしたものと理解するとよいです。
同意書やインフォームドコンセントについては、いくつかの誤解が広がっています。
よくある誤解として、「同意書にサインしたら、どんな結果になっても病院を一切責められない」という考え方があります。しかし、同意書があっても、医師が必要な説明をしていなかったり、明らかなミス(過失)があったりすれば、直ちに責任がなくなるわけではありません。また、「説明が難しくて分からなくても、聞き返してはいけない」と思い込む方もいますが、分からない点を質問し、資料や図を使った説明を求めることは、インフォームドコンセントの基礎に沿った正当な行動です。
同意書の意味とインフォームドコンセントの流れを知っておくと、診察室で慌てずに対応しやすくなります。
一般的には、まず医師から病名や現在の状態、予定されている治療や手術の内容、期待できる効果と考えられるリスク、他に選べる治療法の有無などについて説明があります。そのうえで、患者さんや家族が質問をし、疑問点を確認する時間が設けられるのが望ましい流れです。内容に納得し、治療を受けると決めた場合に、同意書に署名・押印を行います。急な病状悪化などで十分な時間が取れないケースもありますが、可能な範囲で説明と同意のプロセスを踏むことが求められます。
同意書にサインする前後には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
同意書の意味とインフォームドコンセントの基礎を踏まえると、分からない専門用語はそのままにせず、「かみ砕いて説明してほしい」と伝えることが大切です。また、説明内容と同意書の記載が食い違っていないか、リスクや合併症についての記載があるかも確認するとよいです。高齢の家族や日本語が十分でない方の場合、家族が同席してメモを取ると後のトラブル防止につながります。説明に納得できないまま急かされるように感じた場合には、その場で即決せず、別の医師の意見を聞くといった方法も検討されます。
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