学生時代からの友人グループの中で、特定の友人からモラハラを受けているのではないかと感じています。ただ、相手は昔からの友人ですし、周りからは「仲良しグループ」と見られているので、私の気にしすぎなのか、本当にモラハラ友人なのか、自分でもよく分からなくなっています。
その友人は、みんなで集まるときに、さりげなく私だけをいじるような発言をしたり、「それはないでしょ」「また失敗したの?」といった言い方をよくします。冗談っぽく笑いながら言うので、周りも笑って流してしまい、私もその場では笑って合わせてしまいますが、家に帰るとどっと疲れて、思い出しては落ち込んでしまいます。
LINEでも、私の意見を出すと「それは考えが浅いんじゃない?」などと否定されることが多く、他の友人に対しては優しいのに、私にだけ厳しいような気がしています。直接的な暴言というほどではないのですが、じわじわと自尊心が削られているような感覚があります。
一方で、その友人は困ったときには相談してきたり、落ち込んでいるときには「話を聞いてほしい」と連絡をしてきたりもします。完全に悪い人とは思えず、私も長い付き合いなので、できれば関係を壊したくありません。ただ、このままモラハラのような関わりが続くのはつらく、会う前から憂うつになってしまいます。
モラハラ 友人 という言葉をネットで見て、自分の状況に少し似ているように感じましたが、どこからがモラハラなのか、どこまでが「友達同士の冗談」なのかの線引きが分かりません。このまま我慢して付き合うべきなのか、距離を置くべきなのか、あるいは本人に伝えるべきなのか、どうしたら良いのか悩んでいます。
長年の友人との関係の中で、「これってモラハラなのかな?」と感じる場面が増えてくると、相手を責める気持ちと、自分を責める気持ちが入り混じって、とても苦しくなります。ここでは、モラハラ友人との関係に悩むときに、状況を整理しながら、自分を守るための考え方や行動のステップをまとめました。
まずは、相手がモラハラ友人かどうかを決めつける前に、起きていることを事実ベースで整理してみることが大切です。
・いつ、どんな場面で、どんな言葉を言われたか
・そのとき、自分はどう感じたか(悲しい、恥ずかしい、怖い、など)
・それが一度きりなのか、繰り返されているのか
・他の友人にも同じような態度なのか、自分にだけなのか
これらをメモや日記のような形で書き出してみると、「たまたま嫌な一言だった」のか、「パターンとして続いている」のかが見えやすくなります。
モラハラは、はっきりした暴言や暴力ではなくても、相手を下に見るような言動が繰り返されることで、じわじわと心に負担をかけていきます。自分の感じている違和感やつらさを「気のせい」と片付けず、まずは自分の感情を丁寧に拾い上げてみてください。
また、「自分が悪いのかもしれない」と感じることが多い場合でも、その気持ちごとメモしておくと、後から客観的に振り返る材料になります。
次に、友人との関係を続けるにあたって、自分がどこまでなら許容できるのか、どこからはつらいのかを考えてみます。
・冗談として受け流せる言葉と、どうしても傷つく言葉の違い
・みんなで会う頻度や、1対1で会う頻度
・LINEやSNSでのやり取りのペース
「この言い方をされるとつらい」「この頻度で会うと疲れてしまう」といった、自分なりのラインを一度言語化してみると、距離の取り方が見えやすくなります。
モラハラ 友人 との関係では、「長い付き合いだから」「昔からの仲間だから」と、自分の気持ちを後回しにしてしまいがちです。しかし、友人関係であっても、自分の心身の健康を守ることはとても大切です。
いきなり関係を切る必要はありませんが、
・誘いをすべて受けず、回数を少し減らしてみる
・グループで会う回数を増やし、1対1を減らしてみる
・返信のペースを少しゆっくりにしてみる
といった、無理のない範囲での「小さな距離調整」から始めてみるのも一つの方法です。
ある程度状況を整理し、自分の許容ラインも見えてきたら、「相手に伝えるかどうか」を検討していきます。
相手に伝える場合は、責める口調ではなく、自分の気持ちを主語にして話す「アイメッセージ」を意識すると、感情的なぶつかり合いを避けやすくなります。
例としては、
・「あのとき『また失敗したの?』と言われたとき、私は少し傷ついてしまったんだ」
・「冗談だと分かっているけれど、みんなの前でいじられると恥ずかしく感じることがある」
といった伝え方です。
相手が「そんなつもりはなかった、ごめんね」と受け止めてくれる場合もあれば、「気にしすぎだよ」と軽く流されてしまう場合もあります。どちらの反応であっても、「自分の気持ちを伝えた」という事実は、自分を大切にする一歩になります。
もし、直接伝えるのが怖い、あるいは伝えても状況が変わらない場合は、他の信頼できる友人や家族、あるいは専門の相談窓口に話を聞いてもらうことも検討してみてください。第三者に話すことで、自分の受け止め方の偏りに気づけたり、「それはつらい状況だね」と共感してもらえたりすることがあります。
モラハラ友人との関係は、「我慢するか、縁を切るか」の二択ではなく、距離を調整しながら、自分の心を守る選択肢を少しずつ増やしていくイメージで考えてみると、少し気持ちが楽になるかもしれません。
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