夫の怒鳴りや物に当たる行為が怖いです…新潟市の配偶者暴力相談支援センターに相談してもいいのでしょうか｜DVの無料相談事例

ご相談内容

新潟市在住の30代後半の主婦です。夫と小学生の子ども2人と暮らしています。

結婚当初は穏やかな人だと思っていたのですが、ここ数年、夫の機嫌が悪くなると、私に対して強い口調で怒鳴ったり、テーブルを強く叩いたり、物に当たることが増えてきました。直接手をあげられたことはありませんが、壁を叩く音や、物が倒れる音がすると、体がこわばってしまいます。子どもたちもびくっとして黙り込んでしまい、「パパが怒るから」と家の中で常に様子をうかがっているように見えます。

お金の管理もすべて夫がしており、生活費は決まった額だけ渡されますが、少しでも「今月は足りない」と相談すると、「やりくりが下手だ」「無駄遣いしている」と責められ、レシートを細かくチェックされます。私名義の通帳やクレジットカードは持たせてもらえず、パートに出たいと話しても「家のこともまともにできていないのに」と言われてしまいます。

最近は、夫の帰宅時間が近づくと胸がドキドキして、何度も時計を見てしまいます。夜も眠りが浅く、ちょっとした物音で目が覚めてしまい、朝起きるとぐったりしています。友人に相談しようと思っても、「うちのことを悪く言っている」と夫に知られたらどうなるか不安で、誰にも話せずにいます。

インターネットで調べているうちに、「新潟 市 配偶 者 暴力 相談 支援 センター」という窓口があることを知りました。ただ、私の場合は直接殴られたりしているわけではないので、そこまで深刻なDVと言えるのか、自分でもよく分かりません。「こんな内容で相談してもいいのか」「大げさだと思われないか」と考えてしまい、電話をかける勇気が出ません。

新潟市の配偶者暴力相談支援センターでは、怒鳴り声や物に当たる行為、生活費の管理を一方的にされているような状況でも相談してよいのでしょうか。また、相談した場合、夫に知られてしまうことはないのか、どのような流れで話を聞いてもらえるのかも不安です。

子どもたちの前で夫が大きな声を出す状況を、これ以上続けていいのか悩んでいます。新潟市で利用できる配偶者暴力相談支援センターや、その他の相談窓口、シェルターなどについても、どのように調べたらよいか教えていただきたいです。

「新潟 市 配偶 者 暴力 相談 支援 センター」悩み解決の3ステップ

• 【ステップ１】今起きていることを「DVの可能性がある出来事」として整理する
• 【ステップ2】新潟市の配偶者暴力相談支援センターに相談するイメージを持つ
• 【ステップ3】子どもの安全と自分の心身を守るために、できる準備を少しずつ進める

ステップ1.今起きていることを「DVの可能性がある出来事」として整理する

まず、相談者さんの身に起きていることを、ひとつずつ言葉にして整理してみましょう。

・機嫌が悪くなると、強い口調で怒鳴られる
・壁やテーブルを叩く、物に当たる行為がある
・その音や雰囲気に、相談者さんもお子さんもおびえている
・生活費やお金の管理を一方的にされている
・パートに出たいという希望を否定される
・夫の帰宅時間が近づくと動悸がしたり、眠れなくなっている

これらは、身体的な暴力だけでなく、精神的な圧力や経済的な支配が続いている状態とも考えられます。一般的に、配偶者からの暴力（DV）は、殴る・蹴るといった行為だけでなく、怒鳴りつける、物に当たっておどかす、生活費を極端に制限する、外で働くことを不当に制限するなども含めて考えられます。

「直接殴られていないから、まだ大丈夫」「大げさかもしれない」とご自分を責めてしまう方は少なくありませんが、日常的におびえながら生活していること自体が、心身に大きな負担となります。お子さんが家の中で常に様子をうかがっている様子も、心の安全が十分に守られていないサインかもしれません。

この段階では、「これは絶対にDVだ」と断定する必要はありません。「DVの可能性がある出来事が続いているかもしれない」と、少し距離を置いて状況を見つめ直すことが大切です。そのうえで、専門の機関に「こういうことが続いていて不安なのですが、どう考えたらよいでしょうか」と相談することは、とても自然な一歩です。

ステップ2.新潟市の配偶者暴力相談支援センターに相談するイメージを持つ

次に、相談者さんが気にされている「新潟 市 配偶 者 暴力 相談 支援 センターに相談してもよいのか」「夫に知られないか」という点について整理してみます。

配偶者暴力相談支援センターは、配偶者やパートナーからの暴力や、それに近いと感じられる言動について、悩みや不安を聞き、必要な情報提供や支援につなげるための窓口です。新潟市にも、こうした相談窓口が設置されています。

・直接の身体的暴力がなくても相談してよいのか
→多くの配偶者暴力相談支援センターでは、怒鳴り声や物に当たる行為、経済的な制限、精神的な圧力などについても相談を受け付けています。「これはDVにあたるのか分からない」「モラハラかもしれない」といった段階でも、状況を一緒に整理してもらうことができます。

・相談したことが夫に知られてしまわないか
→基本的に、相談内容は守秘義務のもとで扱われます。相談したからといって、自動的に相手に連絡がいくことは通常ありません。心配な場合は、最初の電話や面談の際に「夫には知られたくない」「連絡はこの電話番号だけにしてほしい」など、具体的に伝えておくとよいでしょう。

・相談の流れはどうなっているのか
→新潟市の公式サイトなどで、「新潟市 配偶者暴力相談支援センター」「新潟市 DV 相談」などのキーワードで検索すると、電話番号や受付時間、面談の方法などが掲載されています。まずは電話で状況を簡単に伝え、そのうえで面談や他機関の紹介など、今後の流れを一緒に考えてもらう形が一般的です。

また、新潟市内には、配偶者暴力相談支援センターのほかにも、女性相談窓口、警察の相談ダイヤル、民間シェルターやNPOなど、いくつかの支援先が存在します。配偶者暴力相談支援センターに連絡すると、必要に応じてそうした機関も紹介してもらえることがあります。

「一度電話したら、すぐに別居やシェルター利用を勧められるのでは」と不安に感じる方もいますが、多くの場合は、相談者さんの気持ちや事情を聞きながら、「今できること」「将来の選択肢」を一緒に考えていくスタイルです。今すぐ大きな決断をする必要はなく、「まずは話を聞いてもらう」くらいの気持ちで連絡してみてもよいでしょう。

ステップ3.子どもの安全と自分の心身を守るために、できる準備を少しずつ進める

最後に、相談窓口の利用とあわせて、相談者さんご自身とお子さんの安全を守るために、できる範囲で準備しておきたいことを整理します。

1. 信頼できる相談先をいくつか持っておく
・新潟市の配偶者暴力相談支援センター
・新潟市の女性相談窓口や福祉相談窓口
・警察の相談ダイヤル（緊急時は110番）
・民間のDV相談窓口やNPO

インターネットで「新潟市 DV 相談」「新潟 市 配偶 者 暴力 相談 支援 センター」などで検索し、電話番号や受付時間をメモしておくと、いざというときに慌てずにすみます。スマートフォンに登録する場合は、相手に見られても不自然でない名前にしておくなど、工夫する方もいます。

2. 経済面や身分証の情報を少しずつ把握する
・自分や子どもの保険証、マイナンバーカード、母子手帳などの場所を確認しておく
・可能であれば、自分名義の通帳や印鑑を持てるよう、金融機関に相談する
・夫の収入や家計の大まかな状況を、分かる範囲でメモしておく

すぐに別居や離婚を考えていない場合でも、これらの情報を把握しておくことは、将来の選択肢を広げるうえで役に立ちます。

3. 心と体のサインを無視しない
・動悸や不眠、食欲不振などが続く場合は、心療内科や精神科、かかりつけ医などに相談する
・「自分が我慢すればいい」と抱え込まず、専門家に気持ちを聞いてもらう

長期間の緊張状態は、心身にさまざまな影響を与えます。医療機関での相談は、「病気だから弱い」ということではなく、「今の環境がつらい状況を生んでいるのかもしれない」と一緒に考えてもらう機会にもなります。

4. 子どもの様子にも目を向ける
・急に元気がなくなったり、学校に行きたがらない様子がないか
・夜泣きやおねしょが増えた、表情がこわばっているなどの変化がないか

気になることがあれば、学校の先生やスクールカウンセラー、子ども家庭支援センターなどに相談することもできます。「家庭のことを話していいのか」と迷うかもしれませんが、「子どもの様子が心配で」と伝えるだけでも、支援につながることがあります。

これらを一度にすべて行う必要はありません。できそうなことから少しずつで構いません。新潟市の配偶者暴力相談支援センターに相談する際にも、「今はまだ別居などは考えられないが、子どものことが心配で」「自分に何ができるのか知りたい」と率直に伝えることで、相談者さんのペースに合わせた情報提供や支援を受けやすくなります。

まとめ

• 相談者さんのように、直接の身体的暴力はなくても、怒鳴り声や物に当たる行為、経済的な支配が続き、日常的におびえながら生活している方は少なくありません。「これはDVなのか分からない」「大げさだと思われないか」と迷う気持ちがあっても、新潟 市 配偶 者 暴力 相談 支援 センターのような専門窓口に相談することは、決して間違いではありません。
  
  新潟市の配偶者暴力相談支援センターでは、DVかどうか判断がつかない段階の相談も含めて、状況を一緒に整理し、必要に応じて他の支援機関やシェルター、法律相談などにつなげる役割を担っています。相談内容は守秘義務のもとで扱われ、相談したからといって、すぐに大きな決断を迫られるわけではありません。
  
  まずは、「最近夫の怒鳴り声や物に当たる行為が増えて不安」「生活費の管理を一方的にされてつらい」といった、今感じていることをそのまま伝えてみてください。そのうえで、子どもの安全と相談者さんご自身の心身を守るために、信頼できる相談先をいくつか持ち、経済面や身分証の情報を少しずつ把握しながら、できる範囲で準備を進めていくことが大切です。
  
  一人で抱え込まず、新潟市の配偶者暴力相談支援センターやその他の相談窓口を頼りながら、少しずつでも安心できる生活に近づいていけるよう、周囲の支援を活用していきましょう。

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