結婚して7年目になる30代の女性です。ここ数年、夫からの暴力が増えてきており、どうしていいか分からず悩んでいます。大きな声で怒鳴られたり、物に当たられたり、時には私の体を強く押されたり引っ張られたりすることがあり、最近は家にいること自体が怖くなってきました。
夫は普段は仕事熱心で、外では「優しい旦那さん」と言われています。そのため、私がDVの被害にあっていると周りに話しても、信じてもらえないのではないかという不安があります。自分でも「これは本当にDVなのか」「私が我慢すればいいだけなのでは」と考えてしまい、誰にもはっきりと相談できずにいます。
インターネットで調べているうちに、DVに関する相談や支援をしてくれるセンターがあることを知りました。ただ、実際に電話をかけたり、窓口に行ったりする勇気が出ません。「まだそこまで深刻ではないのでは」「もっとつらい人がいるのに、自分が相談していいのか」と考えてしまい、行動に移せない状態です。
また、もしDV相談支援センターに相談したことで、夫に知られてしまったらどうしようという不安もあります。子どももいるため、家を出ることや別居・離婚といった選択肢を考えると、生活や子どもの学校のことなど、現実的な問題が頭をよぎり、身動きが取れなくなってしまいます。
このような状況でも、DVに関する暴力相談として支援センターに連絡してよいのでしょうか。相談した場合、どのような対応をしてもらえるのか、今すぐ家を出なければいけないのかなど、具体的な流れも分からず不安です。私のような状態でも、まずは相談してもいいのか、どのように一歩を踏み出せばよいのか教えていただきたいです。
夫からの暴力に悩みながらも、「これは本当にDVなのか」「支援センターに相談していいのか」と迷ってしまう方は少なくありません。ここでは、DV相談支援センターなどの公的な窓口をどのように利用すればよいのか、相談の流れや心構えを3つのステップで整理します。
まず、今の状況で感じている怖さや不安、つらさを「大したことない」と自分で決めつけないことが大切です。
DVというと、殴る・蹴るといった激しい身体的暴力だけをイメージしがちですが、実際には、怒鳴る、物に当たる、無視を続ける、生活費を渡さない、行動を細かく監視するなど、さまざまなかたちがあります。これらは、相手を支配したりコントロールしたりする目的で行われることが多く、立派なDVとして相談の対象になります。
「他の人の方がもっと大変かもしれない」「自分にも悪いところがある」と考えてしまう方は多いのですが、DV相談支援センターなどの窓口では、被害の程度を比べて「これは軽いから対象外」と判断することは基本的にありません。あなたが「怖い」「つらい」「このままではいけないかもしれない」と感じている時点で、暴力相談をしてよい状態だと考えてください。
まずは、最近あった出来事や、夫の言動で特につらかった場面をメモに残しておくと、自分の気持ちを整理しやすくなります。日付や状況、自分がどう感じたかを書き留めておくことで、後から支援センターに相談する際にも説明しやすくなります。
次に、DV相談支援センターなどの公的機関がどのような役割を持っているのかを知っておくと、相談への不安が少し和らぎます。
DV相談支援センターは、配偶者やパートナーからの暴力に悩む人が、匿名でも相談できる窓口です。電話、メール、自治体によってはチャットなど、いくつかの方法が用意されていることが多く、「とりあえず話を聞いてほしい」という段階でも利用できます。
相談したからといって、すぐに家を出ることや、離婚を決断することを求められるわけではありません。相談員は、あなたの話を聞いたうえで、今の危険度や生活状況を一緒に整理し、「今できること」「将来のために準備しておけること」を一緒に考えてくれます。必要に応じて、一時保護施設やシェルター、法律相談、カウンセリング、子どもの支援機関など、他の支援先を紹介してもらえることもあります。
また、「夫に知られてしまうのでは」という不安についても、相談の秘密は守られるのが原則です。あなたの同意なく、勝手に加害者に連絡したり、職場や学校に情報が伝えられたりすることは通常ありません。どうしても心配な場合は、最初の電話で「夫に知られたくない」「匿名で相談したい」とはっきり伝えておくとよいでしょう。
このように、DV相談支援センターは、今すぐ大きな決断を迫る場所ではなく、「今の状況を整理し、今後の選択肢を一緒に考えるための場所」と捉えると、少し連絡しやすくなるかもしれません。
実際にDVに関する支援センターへ相談する際は、自分にとって負担の少ない方法から始めるのがおすすめです。
例えば、いきなり電話が不安な場合は、自治体や民間団体が運営するDV相談窓口のホームページを確認し、メール相談やチャット相談があるかどうかを調べてみてください。文章であれば、自分のペースで状況を書き出すことができ、気持ちの整理にもつながります。
電話をする場合は、夫が確実に家にいない時間帯や、外出先からかけるなど、できるだけ安全な環境を選びましょう。事前にメモに相談したい内容を書いておくと、緊張しても伝えやすくなります。「何から話せばいいか分からない」と伝えても大丈夫です。相談員は、その一言からでも丁寧に話を聞き出してくれます。
また、今すぐ家を出るつもりがなくても、「もしものときの避難先」「持ち出すもの」「子どもの学校への連絡方法」などを、相談員と一緒に考えておくことは、あなたとお子さんの安全を守るうえで大切です。これは、すぐに行動に移さなくてもよく、「緊急時の備え」として少しずつ準備しておくイメージです。
身近に信頼できそうな友人や家族がいれば、「家庭内のことで少し相談したい」と、最初は詳しい内容を伏せた形で話してみるのも一つの方法です。そのうえで、「DV相談支援センターに連絡してみようと思っている」と伝え、必要であれば電話をかけるときにそばにいてもらうなど、サポートをお願いしてもよいでしょう。
暴力相談や支援センターの利用は、「本当に限界になってから」ではなく、「少しおかしいかもしれない」「このままだとつらい」と感じた段階で動いてよいものです。小さな一歩でも、あなたとお子さんの安全と心の安定につながる大切な行動です。
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